2011年4月30日土曜日

観光的休日

QW初日は、女子二人、まったり遊んだ一日となりました。
「夕方5時半に美容院予約したんだよねえ。
ってことで遅い昼ごはんにしてさ、夜ごはん無しってのはどう?野菜でも食っててよ。」
「おう。いいんじゃない?」

ということで、急遽昼ごはんの予約。
何度か行っている修廣樹。野菜をたくさんつかったフレンチで、にも書いてます
中華街まで足を伸ばさないといけないし、
そのほかイロイロな面でも気軽にってわけには行きませんが、かなり好きです。

いただいたメニューカードには、
意味がよく分からないカタカナの中に漢字がアクセントになった文字列で
お箸で食べるフレンチというのが伝わります。
最後には日本茶も選べます。

そしてお皿に驚きがあります。

「メニューどおしがさ、離散的じゃなくて連続的よね。」
「デザートとお料理がつながってる感じ。」

だって、はじめにバナナとフォアグラとチョコですよ。そして、うまいです。
にんじん沢山のメインも(人参がうまー)、煮びたしのような茄子とお魚も美味しいけど、
ピスターシュのブランマンジュに岩塩とオリーブオイル。「うまー。これが一番かも。」
写真がいまいち美味しそうに取れてないのが、ざんねん。


というよりも、です。
お昼食べている間の2時間、二人、サシで喋るしかないわけで、
(さすがにこんな時には携帯はいじらないというマナーは持ち合わせている娘)
いろんな話ができたことが、なんだかよかった。
学校の出来事や考えてることやいろいろ。
日々忙しくて日常業務をこなす間にごはんを食べているという感なので、
二人でゆっくり話す大事な時間かもしれないなと、しみじみ思った次第です。
そして 、
「こんな美味しいごはんが食べられるのもママが働いてくれているからだよね~。」
と言われると、働き甲斐があるというもの。(おお、こんなところに甲斐が転がっておるのだねえ)

フォアグラとバナナとクルミの小さなエクレア
キャベツに包まれた帆立貝と、イベリコ豚のスモークを香らせた新じゃが芋



ほうぼうのヴァンプールと茄子のコンポート、胡瓜のマリニエール、山葵とレモンのアクセント


新人参のデクリネゾンと牛ロースの網焼き、トリュフのクーリと赤ワインのレディクション
オリーブオイルと岩塩で。新鮮なフルーツトマトの カルパッチョ&ピスターシュのブランマンジュ


そのあと、ブラブラと古着屋へ。
デザインがいい感じ。今こんな服探しても無いよね。

ただし、サイズがね、ほーっほっほっほ...ほぅ。...ううう。


お店の人がアイロンがけしてたこれ。
鳥のデザインとその色合いに一目ぼれでお買い上げ。2700円。足首まであるロングスカート。

「ははうえ、でもそれをどこにはいていくのさ?」
「ええ?家ではくよ。家着。」
「いやいや。ぜひ外にはいて行ってくださいよ。」












その後、娘が母用のスカートを作ってくれると言うので生地やさんへ。
生地って高いねえ...。うっかりするとメートル1900円とか。
そうなんだよ。500円(/m)くらいの探そうよ。
でもその価格帯で気に入ったのはあんまり無くて、700円/mくらいのストライプ柄。

よしがんばってつくってくれ>娘。

■■■
今日から帰省。
でも娘は朝から部活。5時半起きです。
帰ってくる時間と新幹線の時間、実は綱渡りの時間です。
はたして無事乗れるでしょうか。

Gさんとは入れ違い。カレー作ったぞ、よろしく>Gさん。






2011年4月28日木曜日

テルマエ・ロマエ III


「男の子と女の子の赤ちゃんの匂いって、ちがうらしいんですよう。」が、本日昼休みの話題である。

「うちんとこは女の子一人だからわかんなーい。」
「うちは女ばっか二人。」
「うちは男の子だー。」
「あ、Tさーん、赤ちゃんの匂いって男の子と女の子でちがう?」
「え~、おんなじですよ。」

一同、なんだそうか、同じか。
おや、でもTさんは兄と妹10年くらい離れてるぞ。同時期に比較って難しいんじゃ...。
あ!
「Kさーん、赤ちゃんの匂いって男の子と女の子って同じですか?」
「ん....、匂い、そいえばちがう。
何ヶ月かたった頃から、男の子のほうが男くさいってゆーか汗臭いってゆーか男子の匂いになってる。」

ほほう、そうなのか。
Kさんところは男女の双子なのだ。
(でもサンプル数N=1だからなんとも、なんだけど。)

それから子供の話題でひとしきり盛り上がり、
男の子はカワイイが中学くらいになると、視覚嗅覚的に苦しいというのがその場の総括であった。

■■■
ってことは、さておき。
はてしない風呂の話である。もう3巻だ。
2巻まで読んで、
「この先風呂ばっかりの話題でどうネタを拾っていくんだ、きつそうだね。」
というのが我が家での感想だったのだが、3巻、予想を裏切る面白さだった。
もう、タイムスリップする場面は水戸黄門が印籠みせるがごとくお約束の心地よさすらある。

特に解放奴隷のエピソードのところが好き。

イタリア行きたい...。ローマの遺跡歩きたいなあ。


テルマエ・ロマエ III


















「ねえねえ。」
ちらちらっと母とテレビを交互に見る娘。
セキスイ○イムのCMだよ。ギラリ目の阿部寛が見える。
「ああ。もう阿部ちゃんって言われたら、もうそのとおりって感じで
それ以外考えられんよね、ルシウスは。あの眼力。」
 ルシウス阿部寛で映画化されるとのこと。



2011年4月27日水曜日

”ちょっとだけ"貯金

春眠です。春は眠い。いや、春は特に眠い。

今日は朝からやる気根気が大きくマイナス側に振れていたので、夕方5時過ぎにもう帰ることにした。
会社生活に不平不満が出てくる、そんな年頃なのかもしれないです。


ちょっと早いし、買い物して帰ろう。
いつもは駅前のお惣菜が美味しそうなスーパー(若干高級)で買い物をするのだけど、
今日はちょっとだけ最短ルートから離れたスーパーへ。
少しでも早く帰りたいときに、この”ちょっとだけ遠回り”ってのができなくて
「時間をお金で買おう。」と駅前スーパーで買い物を済ませちゃうのだ。

でも、

や、やすい...。


駅前スーパーでは、とちおとめが390/パックくらいになり安くなって嬉しいなって思っていたら、
こっちでは298円/パックですよ、おくさん!
トマト缶だって98円です!(多分200円以上で買っていたような気がする。)
ざっと2/3くらいの価格で価格で買えますかねえ。

私は生協で買うお肉や牛乳や野菜の味が好きなので、なるべく生協で買う方針だけれど
やっぱり買い足し、が必要になってしまう。
それをこっちのスーパ-で買うとすると、いったいいくら浮くんだろう...?
計算してみたら、怖いです。


っていうことが分かった今、ですけど
この”ちょっとだけ遠回り”をお金に買えることができるでしょうか>自分。

2011年4月26日火曜日

昼休み、小走る。

GWは実家に帰ろうと、数日前からスケジュール調整に入っていたわけです。
ここでハードルがひとつ。
新幹線の指定席は4月26日11時から発売で、
ネット予約の”えきねっと”にはアクセス集中すると予想できました。
無事切符をGetできるかどうか、です。

前日の日曜に最寄り駅によって確認したところ、
「”えきねっと”ではもう予約ができるはずです。
ここの駅でも朝6時から予約受付します。」

とのこと。

え~、でも、えきねっとで予約できないよ。
朝早く駅に行って予約するかどうしようか。
でもネットで予約したほうが管理しやすいし、変更、キャンセルもできるんだよなあ。

で、11時からのネット予約に賭けることにした。(会社からね。)

11時までやるべきことを済ませて、さてアクセスしてみたら、全くつながらない。
ツイッターでのつぶやきも見てみたら非常にアクセスしにくい様子。
何度トライしても、予約画面にならない。
これはあきらめて、お昼休みに最寄の駅に走ったほうが良いのでは。
会社のチケットセンターのお姉さんに様子を聞いてみたら「まったくつながりません。」。


「ちょっと駅まで行ってきます。混んでて戻らなかったら午後半休で。」
と言い残して、昼休みに若干フライングして小走り。


駅にて。
並んでいる人は10人くらい。行列にもなってない。
切符の自動販売機には2人ほどの人でほとんど並ばす、画面タッチ。

えええ..?意外なほどスムーズに購入できましたよ。
席もまだ空いてましたしね。
肩透かしをくらったような気持ちで、会社に戻りました。
午後13時を過ぎると、えきねっとへのアクセスも簡単にできて、
なーんだ、ちょっと待てばよかったのね。
手に入らないかもという状況が、私を焦らせたんですな。よくあります。
(でも先って読めないもんね。)

ま、買えたからいっかー。

今回は私と娘で家の状況確認に行きます。
Gさんも一緒に”遊びに”行くのは、もちょっと落ち着いたらにしようってことになりました。


「でさー、昼休みにダッシュしたわけよ。」と、娘に今日の出来事をしゃべっていたら、
「え。走ったの?ほんと~?ママが?」と、じっと目を見て言うので、
「あーいやー、ちょぴっと、小走り...かな。」

ついつい努力を誇張して言ってしまった母を、見透かされました。

2011年4月25日月曜日

授業参観のために休暇をとろう。

上司が男性か女性か、未婚か既婚か、子供がいるかいないか、で、
こんな時、対応が違ってこと、ある...かもしれない。

ある日、申し訳なさそうに言ってみた。
「この日、休みたいんですけど。授業参観があるんです。」
この日とは月に一度の会議で、部下の進捗を上司がヒアリングする会議だ。
(本当はもっとたいそうな名前がついているけど。)
上司には必要だが、部下にとっては何のメリットも無い会議なのだ、実は。
何も生み出さない日ではあるが、でも非常に休みにくいが日でもある。


「Aniaさん的には、やっぱ休むよね~授業参観だもんね。
いいよ、ちゃんと報告事項の引継ぎだけしといてね。」
今度の上司のお子さんとウチの娘は同い年。
子供優先で大雑把な私の特性を把握している今度の上司になって、
子供関係での休暇が非常にとりやすくなった。
以前は、お子さんのいない上司で、年に一度の面談の時、
「プライベートでも何でも相談ごととかある?」
と聞かれたので
「あの、毎日の帰宅時間ですけど、夜7時には会社でます。
子供に一人で夜ごはんを食べさせたくないので。
でも、仕事は期限を守りますし集中して効率的にきちんとします。今までもそうやってきました。」
と言ったら、露骨にイヤな顔をされた経験がある。(いちおうの就業時間は夕方5時)


ママ友の一人によると、「休みとりたいんですけど。」と上司に言ったら、
「そんなの、だんなさんに休んでもらいなさいよ。」と言われたことがあるらしい。
その女性の上司から男性上司になって、休暇がとりやすくなったということだ。

ま、最終的には、カテゴリじゃなく人となりだよ、と言われそうだが。
ちょっとは関係あるんではないか。

 これからだって、どんどん休むぞ、と、手はぐーを握る。
「授業参観、行けないかも」、というと、娘は寂しそうな顔をするからなんですよ。

てなわけで、授業参観、保護者会などで今日は休み。
いろいろ収穫があった。
先生方は相変わらず漫画にできそうなくらいそれぞれに特徴があって..
.んーなんだか浮世離れしてるっていうか
なんだか温室のような場所だな、ここは、と思った。


■■■
家族の方々に、「東北弁しゃべってよ。」と時々言われるんですけど、
改めて東北弁っていわれると難しいわー。
東北弁って行っても、各県ごとに違うんですよ。
ちなみに青森弁、山形弁は、ぜったいムリ。

宮城弁って、特徴をつかむのが難しい。

先日、ついつい買ってしまった「天才 柳沢教授の生活 ベスト盤 The Blue Side」の中に、
東北弁をしゃべる美男子の話が載っていて、これがなんだか好きなんだよね。

「やっぱす教授は、のばなしなんねな。」
のあたりが特に。

のばなしなんね:隅におけない。ただ者ではないの意。

2011年4月24日日曜日

ふつうの日曜

昨日は、うっかりテレビで「のだめ」を見てしまい、寝るのが遅くなった。
お風呂に入ってさあ寝ようとした時、すでに夜中の1時を回っていた。

娘は、蛍光灯のもとミシンを踏んでいる、いや、踏んでいるってもう言わないか。
ミシンをかけているその背中ごしに、早く寝なさいね、と言って母は寝たのだが、
朝になったら、こんなものが。



  

よだれかけ...じゃなくて取り付けタイプのセーラー襟、だそうだ。
生地はいつの間に?
「いらなくなった服の生地でよさげなのをとっておいたんだよ。リボンとかもそう。」

ミシンを有効活用していただけるのは嬉しいが、それがなぜ昨日の夜中なのかね。
今朝は部活で朝早いのに。(6時半に家を出て行った。)

でも、まあ、ふふん。
母は思うよ。
「物を作るって楽しいでしょ。」


■■■
庭の草むしりをした。
昨年のどくだみに皮って今年の流行は、
大根の葉っぱ状に育ったタンポポのお化け。
何という名前なのか分からないけれど
猫フン撃退用の超音波攻撃の死角を作らないための措置です。

■■■
コントラバスの練習。
どうしても、低いほうの弦を押さえるときに指がヘタってしまう。
くっと指を立てて垂直に弦を押さえたいところです。
”コントラバス左手養成ギブス”が欲しいわー。
とりあえず、キーボードも指を立てて叩いてみてます。



ワインメモ

寝違えた。首を回すと肩まで痛い。
雨だし、夜ごはんつくるの億劫だし。
ここはひとつ肉でも焼くか、と、ニュージーランド産の牛を買う。
脂肪少なくて赤い肉です。
塩胡椒と大蒜で、火を通しすぎず、と。

せっかく肉焼くんだから、ワインでも。
なんだか最近、許容酒量ががくんと減少していますよ。

手元の字が読みにくくなったのと、なにやら関係があるの...か、やはり。


Nerello Mascalese“Nonna Concetta” 2007
I.G.T.,Calabretta,Sicilia
葡萄:Nerello Mascalese100%
薄く酸もあって、... ささっと焼いただけの肉の味に良くあう。




2011年4月23日土曜日

レッスンメモ2

2回目。今日も雨。


シマンドルをP38まで戻る。
練習の時のように全然弾けない。楽器が違って運指の感覚違うので指がこわばります。

[注意点]
・弓の握り方。親指まっすぐになりませんか?
・G線のCの音から上の指の形が、つぶれている。常に指を立てること。
ゆっくり鏡を見ながら直していくこと。
・アップとダウンの弓の勢いが違う。アップの勢いがよすぎるので均質に。(意識的に区別するときは別)
・練習曲を練習するとき、機械的に練習すると周りで聞いてる家族がつらいと思うので
曲っぽくやりましょう。(←これにGさんうけてた)
・次回はさらもどってP22。このままだと初めに戻るんじゃ...。


[Tanti Anni Prima]
先生が弾くと、うっとりするくらいつややかな高音。
「高音は、駒の近くを弾くときれいですよ。」
やってみると、確かにちょっとつやっぽい音になります。

「でだし、初め一オクターブ上げたら?」
「無理です。この音(ハイポジのE)が...」
「いや、グリッサンドだから、あたるまで指を持っていけばいいんですよ。」
やれそうな気がして、家に戻ってやってみたら、まるで違う音だな。
やはりオクターブ戻して、と。

「ここのフレーズはD線以外ありえないでしょ。G線だと音が軽くなります。」
とか、だんだん難易度が上がっていく...。


先生のつややかな高温とゆるぎない音程と運指。
そうそう、私はこういうふうに弾きたいなと思ったのでした。

2011年4月22日金曜日

相変わらずの喧嘩ができるという平和

家帰ってきたら、よるごはんのおかずと、レモンケーキができてた。
「今日のはバターたくさん使ったからカロリー高いよ。」
これは母の好みの味です。美味しい。



ふわふわりっとりにするにはバター使わず、
どっしり表面カリっとにするにはバター使うということらしい。












おかずもケーキも作ってもらっても、最終的にはやはり口げんかに向かう。
理由も変わらず「いつも部屋をきれいにするって言ったじゃないか!」

そんなことで喧嘩できて、しあわせだね、私たち。

■■■
猫のフン対策の話。
雑草でふわふわしているからか、と思いいつもフンをされる場所の草むしり。
→量が少し減ってた...かも。
ガーデンバリアを設置(超音波で撃退するやつ。)
→さらに量が減っていたかも。
ちなみに、この超音波(18~23kHz)は人の可聴音域より高めなのだが、
母には聞こえず、娘にはまるっと聞こえて「うわーヤメテーその音~」 なのだそうだ。
もし猫も老猫であれば効果は無いそうだ。

去年はどくだみの匂いで猫も寄り付かなかったのかも。

2011年4月21日木曜日

海月

社内の会議にて。
先方のお二人は初めてお会いする方だったので、
おバカなことは言わないように少し緊張して、質問したり意見を言ったりしていた。
会議の最後に、まだ名詞交換していなかったお一人の方と名刺交換をしようとしたら、

「あ、Aniaさんでしょ、知ってますよ、子供が同級生です。○○ちゃん、でしょ?」
「え。中3年生ですか?」
「はい。」

引っ越す前、同じ社宅だったらしい。
しかも、お父さんですよねえ。
すいません、全く覚えてなくて。お嬢さんの名前を聞いてもさっぱり。
保護者会とかはちゃんと出てたのになあ。


すると、もう一人の人が、
「うちもですよ、同じ小学校。」
「え。本当ですか?」

すみません、こちらも分かりません。
お友達の名前、覚えてない母、 保護者失格、な気分です。

にしても、仕事中に、いきなり生活臭を匂わせた感じでちょっぴり恥ずかしかったです。


■■■
それにしても、日本国中、ネット中、「がんばろう、東北」「がんばろう、日本」
があふれてて、どうもな、という気分である。
もちろん、最終的には自力なんだと思うが
がんばれなくたってさ、いいやん。
つらくて逃げ出す消防員や自衛官、その任務のつらさは想像だってできない。

復興へ向かう姿は見ていて気持ちがいいけど、
がんばれない人だって、がんばっても元に戻らないことだって、あるよなあ。
そんなことを思ってしまう。

■■■
今日は大量のパスタをゆで
トマト、トマト缶、瓶入りアラビアータ、パンチェッタでトマトソースを作り、
最後にモッツァレラをあえた。
ソースとパスタとからめた上にベビーリーフを上に乗せ、ワンディッシュ夕食。
大量に食べてお風呂に入って、コントラバスの練習でも、と気を抜いて座ったら、
...寝ていた。

眠いZzzz。

2011年4月20日水曜日

おつ。

ひさびさに肉体労働系な一日で、
立ちっぱなしだったので貧血起こしそうになった。
「もう体力ないっすから。」
そう言って、若者に後をまかした。

新幹線の中でバッハのピアノ協奏曲を聴いた。
きらきらした万華鏡を見てるみたいだ。
早いパッセーシもきれいだけど、
音符の大きい音もひとつひとつがきらきらしてて
うっとりしたり音に集中させられたり。

今日は他に特筆すべきことなし。
発見もなし。
風が冷たい。


家に帰り、 「疲れたなー」と言ったら、

「おつ!」

と娘の声がけがあった。
顔と気持ちがほころんだ。

2011年4月19日火曜日

ケーキごはん

朝から苺のショートケーキ
昨晩の15号のホールケーキをひとり、1/3ずつ。
スポンジがとても良く焼けていた。

苺は毎日食べても飽きない。
そしてここ数日毎日食べている。
この時期、安くなったし、さらに安いのを見つけては山盛りで食べている。

夜、遅くなった。娘に電話した。
「もしもし、今日の生協の配達の中にさ、食べられるもの、入ってる?」
「え。朝の苺のケーキあるし。」
「そうね!ケーキにしようか。」(←いいんですか?」
「キャベツがある。アンチョビで食べたい。」
「お、いいね。キャベツも食べよう。」
「フルーツトマトある。」
「お、いいね。フルーツトマトも食べよう。」

すたこら帰る。

キャベツ1.5個を塩茹で。
アンチョビとニンニクをきざんでオリーブオイルに入れて火を通す。
泡がシュワーっと立ったら、火をとめてキャベツとあえる。

キャベツ、大皿に山盛り/人。

それとトマト。

そして苺のケーキ。

トマトがめちゃくちゃうまい。
キャベツをあごを動かして食べたてたら途中で疲れて眠くなった。
「なんか食べてたら、疲れた。」と、母。
「じゃあ、それは朝ごはんに残して、ケーキ食べれば?」と、娘。
「お、いいね。ケーキにしよう。」と、母。

この母、正しい母ではない。


■■■
昨日、猫対策に、ガーデンバリアを注文したつもりでいたら、まだカートに入ってた。
ちっ。


2011年4月18日月曜日

たいくつにならない日々

夜中、電気をつけっぱなしで気を失うように寝ている娘です。
(話をしたのに覚えていなかったりする。)
電気もったいないから消して寝るようにと毎日のように言っていて...
だから気になって夜中目をを覚ましてしまう小さい母です。

昨日も目を覚まし、起きてごそごそをなにやらしている娘に注意し...
「中学生はこんなものだよ、うるさかったら家の防音をきちんとすればよかったのに」
などと言うので(実際はもっとイロイロ言ってた)、そのオレ様的な物言いに
「いったい何様のつもりだ!」
と怒鳴った母です、夜中の2時半。

だからといって、オレ様だよ、とか返されても笑える状況じゃなかったですけどね。

中学生が「昨日夜遅くまで起きちゃっててさー」とかいう会話をするものとは分かっているのですが。


朝起きたら、やたら素直な娘に変身しておりました。
食べた食器を自ら流しまで運ぶ姿を見ることになろうとは!

しかし、学校帰ってからずっと寝るまで苺のケーキを作っているのは現実逃避なのか。

キティーちゃんのお皿に、寄ってこんもり。
ケーキ台がないのにがんばった。この時夜11時40分。

仕事がしんどいと、ついつい精神的余裕がなくなりますね。
つかれたなあ、って家に帰ってきて、
部屋が散らかっている中に制服姿でテレビを見るている娘をみると、、
相手を思いやる余裕も無く「きー!」となってしまいます。
もう少し、時間や精神的にゆとりがあれば、やさしい対応やキツイ言葉遣いもなくて
対立も少なくなるような気が...そんな弱気に最近なっています。

やめたらキツイよなあ...リスクだよなあ。
そう思いつつも、ついつい転職サイトを徘徊してしまいました。
働いて20年にして、はじめてかも。

■■■
最近、家の外あたりが臭いなあと思っていたら。
朝、発見しました、大量の動物の糞。
おそらく猫でしょう。いつの間にか我が家の庭は猫のトイレとなっていたのでした。
Googleさんに”野良猫 撃退”とか”野良猫 駆逐”とかを聞いてみると、
戦いの日々が読めました。
市販の駆逐グッズは最終的には利かなくなるようで、
これから我が家にも戦いの日々が舞っているのを想像するとげんなししてしまうのでした。


2011年4月17日日曜日

母の責任を放棄したくなる時

母は無性に腹が立っています。
「なんで怒ってるの?」と聞かれましたが、
腹が立って仕方が無いの、そう答えるしかこの気持ちを伝えられません。
なんだかあまりにも腹が立ったので、説明することができなかったんです。


「いつも部屋をきれいにする」と約束して机とチェストを買ったのに、
部屋の床には洋服が散乱、
(これできれいなの!と娘がいう。きれいの定義からまず決めなくちゃいけなかったのか...。)
リビングには飲みかけのコーヒー(まだ飲むから取っておいて、っていったい何時間たつのじゃ。)
やりっぱなしのWiiFit、
テーブルに出しっぱなしの辞書、
パソコンデスクには学校の資料集が積んでありその上にパジャマ、
玄関には靴が4足(うちでは一人2足まで)、
昨日は電気つけっぱで寝てましたよねえ、ええ?それも着替えないで。
そして、その状況で、着替えてヒールの靴を出してきて出かけてくるって言う。

生活に対する基本姿勢がなっていない。
エントロピー増大させたらエネルギー使って汲み上げないともとには戻らないのだ。自分で労力使え。生物って自らエネルギー生産して持続して秩序を保てるってことだろうよ。なんかもう自分でも訳わかんない理屈を心の中でぶつぶつ言う。
腹が立ちすぎて声が出ないのだ。

それなのに時間かけて着飾って「じゃ、お出かけ~」っていう娘が
「なんで怒ってるの?」と聞くけど
「べつに...。ちゃらちゃらしてさ。」としか言葉が出ない。
それから、なんとか母から見た娘の現状を列挙して、
「基本的な生活習慣があってこそのおしゃれだろうよ。」。

流暢に説明したいけど、気持ちが言葉をせき止める。

この腹の立て方って間違ってるのか?
まずは怒らず言って、見守るってのがいいのか?
そう自問自答しながらも無性に腹が立つのです。

あんた、その、自分だけに優雅な垂れ流しの生活やめろよ。



■■■
午前中はコントラバスレッスン。いつもの先生んとこ。
引っ越しの最中におじゃましてレッスン。
Tanti Anni Prima。

「Durのサビのところはよく歌えてますけど、Mollの歌い方がいまいち。」
Dの音も開放弦じゃなくて抑えてビブラートかけたいですね。」 
やってみるけど、なかなかうまく行かない。
しかし、このレッスンで借りてる楽器はよく響く。


「ああ、この楽器、よく響いて深い音ですねえ。」
「その弓と相性いいですね、この楽器売りに出してるんですけど買いませんか?」
「え。いくら?」
「230くらい。」
「それってドル?ユーロ?」
「・・・いやあ、はははは。新しい楽器を買ったのでコレを売ろうと思ってるんです。」
「230万円...ですかー。
100万以下なら検討の余地もないこともないけど(すこし見栄はった)。どこのですか?」
「イタリアです。」


先日、新しい先生のとこでお借りした楽器は400万円くらいかな?と言っていた。
はしたなくも、いくら?って聞いてしまうが、楽器って高い。
(特に弦楽器、特にヴァイオリンなんかのって値段の天井が見えないし。)

でんもすんごく弾きごこちが良かった。

■■■
帰って昼ごはんの焼きそば作って食べて、
コーヒー飲んて食器片付けたら、
もう夜ごはんの仕込みだ。

(仕込み中に娘に腹を立て、その勢いでこれを書く。)


2011年4月16日土曜日

コーヒー×うさぎ

最近、本を読んでいない。漫画も文字のも。
物色の気にもいまいちもなれず。ビタミン不足気味かも。
仕事もいろんな意味でしんどいし。
青空なのに花粉が蔓延している春の空のように、中途半端にスカッとしない春の日々だ。
って、私は花粉症じゃないけど。

朝、フレンチプレスで手間をかけてコーヒーを飲んでみる。
娘は紅茶党なので私とGさんだけ。
「やっぱ、うまいわー。」
小満足。


4/27から東北新幹線が仙台までつながるというので、
GWは実家に帰ろう、そうだ、どうせならお金を落としてこよう温泉でもどう?とか、
家族間でスケジュールを調整しているのだが...調整がなかなかつかない。
ってゆーか、本当に復旧するのかも分からないし。
娘が行きたがっているけど不安定な交通事情のところに
いつものように一人でやるわけにもいかないし。

どうしようどうしようと考えても、つながったらその時に行く、しかない、んだよなあ。

群馬に住む弟は今日も車で実家に行くらしく、
そんな時は、免許持ちがうらやましいぜ、と思ってしまう。
行って何をしようというのでもないのだけど、
行って両親の(たぶん)元気な様子を自分の目で見ないことには落ち着かない 。
要は、自分のために行きたいだけなんだけど。

実家の母と電話で話す。
「こっち出てくる気ないの?温泉とか行かない?」
「うーん、あんまり。」
「そっちでみんなで温泉でも行こうか。」
「いいね!探してみるわ。」

弟と電話で話す。
弟は今だにmova。そのおかげか、震災後の当日、彼の携帯だけが実家につながった。
(2012年にサービス停止らしいぞ。)
「実家のさ、家のまわりはどうよ?」
「家のまわりはへーき。地面が割れてるところがあるくらい。亘理まで行くとひどい...。」
「状況的に温泉とか行けそう?」
「うん、大丈夫だと思う。話してみるわー。」
とか言ってたけれど、こっちの予定が立たないとなんとも、だよね。

■■■
買出しに出て、Gさんと喫茶店に入りコーヒーを飲む。
私は飲んだことないからジャーマン、Gさんはうちにあるのと同じマンデリン。
一口飲んで、
「ああ、ここのコーヒー、うまいよ、Gさん!うちのも美味しいけどさ。
...さて、うちのとどっちが美味しい?」
一呼吸おいて
「うちの。」
という。
Gさんの答えは決まっているのだ。
どっちが美味しいかという真実ではなく、
いろんなことひっくるめて、「うちの。」と言うんだよな。そういうヤツだ。

娘と待ち合わせしてユニクロで季節ものの服を買う。
なんとかっていうブランドとのコラボもの狙いだそうだ。ウサギがたくさんの柄。
「生地は違うけど柄がそれっぽいんだよ。ああ、このクジラのもかわいい。ママどう?」
「クジラ...、かわいいけど、まあ遠慮しとくわ。」


2011年4月15日金曜日

いつもの金曜の夜

母の作ったごはん、それに娘の作ったおかず(つくりたい気持ちだったらしい)、
10%引きで買ったブルサンをつまみに、シャンパーニュ1/4。
Gさん帰ってきて、お土産の芋のお菓子、ビールを飲んだらふらふらに。
どんだけ食べてるんじゃい。

そして、いつもと同じねむねむに。
母が目を覚ましてベッドに向かうと、娘も部屋で生けるオブジェとなっていた。

2011年4月14日木曜日

たまたまの偶然

今日は3人で出張。長い道のりも会話が弾んであっという間。
昼に15分でラーメン(固めでお願いします!)をかっ込む。

いつもマシンの画面と対話している、その対話を、人間とするとまた違った流れになる。
現場での打ち合わせは、充実していて、立ちっぱでも、気持ちが前向き。


「そういえば悲しいお知らせがあります。」
「え。何ですか?」
「いつも、帰りに寄っていたシュークリームやさんが無くなってしまいました。」
と伝えたら、一同がっくりしてた(に違いない)。
代わりに苺プリンを買う。すぐ食べますから、と伝えて買う。
お土産に苺のロールケーキも買う。
あ、夕食用に青パパイヤのサラダとキッシュも買う。



新幹線の中で、
「こういう震災のときって偉大な人がいますね、こんなことがあったんですって。...」
同僚が話し始めた。

地震以来、地元の震災記事を読むとぼろぼろするくせに、道を歩いていてもダメくせに、
美談を語るその語りを聞くのが、私はとてもいやだ。
美談をエサににしている私を突きつけられるからだし、
幸せの基準をそこに求めている、私を思い知らされるからでもある。
誰かを哀れんで、私を励ます。
要は私のいやしい部分を認識させられるのがいやなんだな。


だから、さっと話題を変えてしまう。(すまん)


たまたまの運で生きている私は、この偶然を偶然が続く限り素直に享受していいんだとも思う。
やはり、喜びとか感謝を生きている人につなげていくことしかできないよな、と再びに思った


■■■
「あ、私学生の頃、ゼーベック効果の実験で進路方向転換したんだけど、
今またそこの分野に戻ってきちゃった」っていう話の流れになって、
「ああ、ボクもですよ。振動とか地震関連の研究室だったんですけど、
いろいろ回ってまた戻ってきちゃいましたよ!」
めぐり合わせは面白いねえ、と言い合った。

2011年4月13日水曜日

新学年

右肩が激痛いのは、一日マウスを動かしてクリックしてたから。


中2中2と執拗にまわりから言われていた娘は、ああやっと3年になったよ、と安堵していたが。
(中2病で片付けられてしまうのが、許せないらしい。)
学校が始まると、娘の体力に余裕が無くなり、眠くなって、機嫌が悪くなって、
そして家の中の空気も険悪になる。
「担任の先生、また○○先生かー。ママはあの先生結構好き。
へらへらしてるけど、絵が下手で授業参観のときに笑えるから!」
「ああ。」
と、娘は興味なさそうだな。
娘は美術の先生と合わないほうが気になるらしい。
「なんかさ、合わないんだよねー。」
って、うまい下手じゃなくて合う合わないの問題なのか。か?



福島まで新幹線がとおって、4月の末には仙台まで復旧するはず、らしい。
とにかく、両親の様子を見に行きたい。


明日もお弁当だ。
そして元気に働こう。
だから早く寝よう。

2011年4月12日火曜日

風景が変わるとき

日曜朝の「題名のない音楽会」は、アマチュアの方がオーケストラをバックに歌を歌うという趣向。
その中で、2番目に歌った、身長低め、頭が光りめな、もうすぐ結婚なさるという36歳男性が、
お仕事の配管工用の作業服で歌う「オーソレミオ」が素敵だった。
小さい体で顔を真っ赤にして歌うその歌を聞いていたら、気持ちもほんわか、でした。

なんとなく突き抜けない気持ちになりがちな風景を、変えてくれた。

大人の発表会って、普段のお仕事の意外性とかエピソードとかがまた楽しいんだな。


最近、移動時に音楽を聴かなくなっていたのは、
まわりの風景を見ながら歩きたいとか、iPodの充電が面倒とか、理由はまああったのだけど、
今日はなんだか気分を変えたくなって、音楽を聴きながら歩いてみたら、
いつもの日差しの色が変わった。


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時々、美術系・デザイン部門の人と仕事をすることもあるのだが。
今日の打ち合わせの方々はChange by Designな感じの熱い人たちだった。
なんだか嬉しかった。

2011年4月11日月曜日

母と娘

不覚。
選挙があることを気づかずにいたのである。
先週から朝早く出て夜に帰ってくる出張続きの生活で、Gさんは単身赴任だし、で。
ブログだけは書いてたけど他をチェックしないでいた。
石原さんの当確のニュースを見て、あ~知事選だったんだ。
あ、郵便物の中に投票用紙がorz。
どんまい、自分。

計画停電もここしばらくはなさそうで、出張回数も若干減りそうだ。若干...。

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夕方、結構大きな地震があった。
「福島、茨城。震度5とか6とか。」と声が上がる。
思わず「宮城は?」と聞き返す。

会社から娘に電話をしてもつながらなかったが、
電車に乗っていて気がつかなかったのだそうだ。家に帰ってから聞いた。

実家に電話をしたら、「この前のより大きくなかったよ。」と言っていた。
実家では水道、ガス、電気はきているが、
同じ町内に住んでいるおばの家には水道はまだだそうだ。
「時々、うちに水もらいにくるんだよ。」と言っていた。
1ヶ月、水道なし、か。

実家は数年前に建てかえていた。
耐震設計とは言うものの、震度6とか7とかの地震を複数回くらうなんてきっと”想定外”だろう。
残った実家の家の壁にも「だんだんとひびが入ってきてる」と言っていた。
しかし、電話の向こうの母の声は、明るくて、
「GW、新幹線とおったら、遊びに来てね。何か食べたいものない?こっちから送ろうか?」

いやいやいやいや、お母さん。食べ物無いのはそっちでしょう。
どんなときでも、母にとって私は(たとえおばさんになっても)母の子供なのだな。

2011年4月10日日曜日









「毎年、流行の雑草ってあるんすよ。今年はこれかー、ってね。」
と、同僚のTさんに言われていたのだが。
確かに。
今年のうちの庭には、どくだみではなく、大根の葉っぱのような雑草がこんもり。
その隙間に白い花が点々と咲いている。
群生しているところもある。
この花は、ご近所でも流行のようだ。

あたたかい陽気と空っぽの冷蔵庫につられてGさんと買出し兼散歩に出た。

後から娘が追いついて3人でスーパーを物色。
苺は”とちおとめ”が好きだ。

買い出した後、Openの看板を見るとつい寄ってしまうパン屋さんに入る。
母は手持ちが千円しかなく(おいおい)、Gさんが
「おう、なんでも買っちゃる。」。
「おおう、太っ腹!きっといいことありますよ。」
と、お店のお姉さんに言われた。
ここで、マフィンやらクッキーの素材のウンチクを聞くのがすきなのだ。
いや、材料を説明するお姉さんの嬉しそうな顔をみるのがいいんですよ。
作る嬉しさのおすそ分けをいただいてる気分。

ほうれん草とドライトマトのマフィン、
卵バターなしのレーズンとオートミールのクッキー、
抹茶のクッキー
洋ナシとシナモンのパン...

そのほかいろいろ買い込む。


お姉さんとの会話の様子から、どうやら私たちが家族に見えなかったということが分かり、
「家族なんですよ。」
と言ったら
「ええええぇ~!」
と、驚いてた。
母はこの瞬間が楽しくて好き。
「いやいや、ちゃんと見てください、この人、普通におばさんですから。」
と、娘が母を指差す。


お店からの帰り、娘が言う。
「だってわたしが 大人っぽいってことだけだよ。
それよりもさ、あのお姉さんの肌がつるつるできれい!」
「そうそう!!、私も思ったよ。」
と、母。
春の陽気のせいか、女二人、めずらしく会話を流れる空気が温かい。

さあ、帰って、お茶入れてクッキーとマフィンをいただこう。



レッスンメモ1

せっかくだから、レッスンのメモをとろう。


教則本はシマンドル教則本と30 Etudes。
・左手の指は立てて弦を押さえる。
→教則本を少し戻ってゆっくり指使いを確認しながら練習することになった。
・右手は良い。
・あまりよろしくない指使い;4の指で押さえる時とポジション移動を一緒にしない。
・ビブラートは技術的なことよりも、曲想をイメージしてかけたほうがうまくいく。
・ダウンのあとアップでちゃんと戻す(アップの弓移動が少なめ)。

次の練習曲(P38,8)は、練習曲だけれど、機械的じゃなくてちゃんと曲想をつけて弾くこと。

2011年4月9日土曜日

満開の桜の雨

一昨日の夜中の地震は長くて
3.11の地震を髣髴させて怖かったけどそのまま寝てしまった。

地震の中心はまた宮城だった。
朝6時に家を出て歩きながら実家に電話をしたら、
「棚にあるものは全て落ちて、そのあと怖くて眠れられなかった。
家がだんだん少しずつ壊れてきてる。」と父が言ってた。
「心配だから青森経由とかで飛行機でこっちこれば?」
と言ってみたけど、やっぱこないよなあ、あの人たちは。

地球、もう勘弁してください。

新幹線のデッキではよく携帯電話片手に、
「○○のモータもダメ、△△のコネクタも手に入らない...。」
と大きな声で話している人と遭遇するようになった。結構な割合です。
(そんなデカイ声で会社の事情、しゃべっちゃってていいのか?)

モノの手配は私の勤める会社でも同様で、混乱しているらしく、
今年の仕事の内容も変わりそうな勢いだ。
「日本製にこだわる必要ってないのかも。国外の部品にお変えても大丈夫かもねー。」
なんていういう声を聞くと、
東北の小さい部品メーカさんの今後が心配になってくる。

でも。代替品でも、モノを作って売っていかないと経済がまわらない...。

出張後、会社戻ったら、ネットワーク障害で仕事にならず。
ああ、せっかく戻ったのに orz。

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新しいコントラバスの先生のところでレッスン。
奥のほうから小さい女のお子さんの声が聞こえてきた。
「今言葉を覚えている最中でとても面白いんですよ。」
とやさしそうに言っていた。

前の先生は、ジャズをベースにノンジャンルで活躍されてますが
今度の先生はばりばりのクラッシックです。
私は、習い始めのころはジャスもやりたいと思っていたのですが、
なにしろ、弓で弾くのが好きだし。(コードで読むのは無理だと分かった。)
人が変わると、音も弾き方も教え方も違って面白い。

継続的に習うことにしました。
前の先生のところには回数を減らして、
主に好きな曲を教えてもらおうかなと思っているけれど、
そんなに時間が取れるのか?と、様子見です。

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蓄熱しなくなっていたうちの蓄熱暖房機。修理の方が来ました。
基板がいっちゃってたとのこと。蓄熱センサーも交換。
「基板がだめになるのは、停電時の、状態とかタイミングによるんです。大丈夫な時もあるんですけど。」
だそうだ。
まだ新しいということで、「部品代はいりません。」
けど1万円ちょっと。

もう春ですけど、暖房機、直りました。

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斉藤和義「ずっとウソだたんだぜ」を聞く。 (「ずっと好きだった」も好きだけど)
歌歌う人はこんなことができるんだなあ。
私も、ほうれん草、食べたい。 たくさん。
忌野清志郎が生きてたらなあ、どんな歌を歌ったんだろうと思いながら
Gさんと清志郎の「ラブミーテンダー」を聞く。

けど、無関心に享受ばかりしてきた自分を棚に上げることも、難しい。


桜、いきなり満開。そして雨。
花びらが舞ってるのを見ながら、雨に濡れるのが不安になった。

2011年4月7日木曜日

疲れて体が固まっている時は、バンザイの格好して寝る。

今週も結局日帰り出張3回/週。
明日がクライマックス、ってゆーか、朝がバカに早い。
9時から打ち合わせってどーゆーことだ。(3時間前に家出ないと間に合わん。)


今日も、いったん会社に戻り、土日のジョブの仕込みをして、
ばーばんちから帰ってくる娘と夜に待ち合わせ。

「もうさ、外で食べて帰ろうよ。」(それでよいのか日本の食生活)

母はうどんを食らう。
娘はサラダプレートを食らう。(←葉もの大好き)

あしたの朝ごはんのパンを買って帰る。


一昨日つけっぱなしだったエアコンは、
「ママ帰ってきたら寒いかなと思ってわざわざつけて行ったんだよ。」
だそうだ。
いや、お気持ちはありがたいんですけどね、世の中の”節電”の空気よみなさいよ。


...もう寝る。

2011年4月6日水曜日

春。少しずつメンテ

桜が咲いてます。いつのまに。
気がつかなかったのは、ここしばらく上を見て歩くことが無かったからかもしれない。

私の実家の川原べりは桜の美しいところで、
春は空の青と蔵王と桜の桃色と川の水の音があって、
桜の木から落ちてくる毛虫を気にしながら老木の下を歩いた。
毎年その下を歩いていたはずなのに、
気がついたらいつの間にか大人になってて、その桜の木たちを見ることが無くなっていった。

桜が咲く4月初めに、休みを取って帰省することはないからだ。
新幹線再開はもう少し先...かー。
今年も無理だ。
町は元気だそうだ。
そういえば娘にも地元の桜は見せたことはなかった。
いつか、桜を見るために春に実家に帰ろう。

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屋根に打ち込まれている太いボルトの周りびしっと黒いカビが。
クラドスポリウムですかね。
金属のボルトがヒートブリッジになってボルトの周りが結露する。
すると、水と周りの有機物を栄養としてカビが繁殖する。
この金属ボルトを断熱して結露をなくさないとな。
でも手が届かないとろだ...。むー。

蓄熱熱暖房機が蓄熱しなくなった。蓄熱センサー異常のエラーメッセージが...。
停電があったり家を留守にしたときにブレーカーを落としたときあたりからおかしい。
メンテ会社に電話したら、それは修理の必要があるとのことで来てもらうことになった。

こんなふうに、家って、ちょっとずつ気を使ってあげないといけなくなるんだろうな、これから。

■■■
コントラバスの先生が結婚され引っ越すことと、私の出張が非常に増えたことで
レッスン日の調整が難しくなってしまった。
ここ3週間くらいレッスンいけてない。
ってことで、他の先生のレッスンも受けてみようかと思っています。

2011年4月5日火曜日

春休みももうそろそろ終わりやね。宿題の進捗はどうよ。

今日から2泊3日の出張。

2泊となると娘は?はい、近場のパパ方のばーばんちへ行っててもらおうか。
「ばーばに迷惑がられないか?」と聞いてみたら、
「なんで?私がいくとそりゃもう、めちゃ喜ぶでしょ(自信満タンの言いっぷり)。
前は1週間に一度は遊びに行ってて最近いけてなかったしね。」
とのことなので問題なし。

問題は、生協宅配荷物の冷蔵庫への仕分けと、チャイのエサやり。
特にチャイのエサは一旦家に帰ってきてもらうためちょっと面倒。
「あわせて1000円でどうだ!交通費別!」
やりすぎとは思いつつここで交渉を楽しむ時間はなかったのである。
「やる。」
とのことで娘に頼んだ。

朝、出かけるとき、
「くれぐれも電気のつけっぱなし、特にアイロンとかコテとかに、気をつけて。」
と言って出かけた。3回言った。しつこく言った。

ところが諸般の事情で宿泊しなくてもいいことになった。(だから今コレを書いている。)
速攻でホテルをキャンセルして、
娘にチャイのエサやりに戻ってくることは無いと連絡して、
夜ごはんを同僚と食べて帰ってきた。

家について。
怒り心頭。

エアコンつけっぱなし。(泊まりだったら3日間つけっぱかよ!)
かつ、風呂場のファンつけてドア開けっ放し。
服脱ぎっぱのまま。
食器は流しにそのまま。
セコムしてない。
中学生なんだからいいかげん学習しろよ。
エアコン代は請求だ(金額表示されると便利)。
お金も半額返してもらおう。


探すともっと出てきそうだったので、もう腹の立つことは探さないことにした。
でもやっぱり腹が立ったのでその旨を箇条書きで娘にメールをした。
....が、もちろん返事は無い。

今頃、ばーばんちでたらふく食べて幸せ気分でいるにちがいない。

2011年4月4日月曜日

大きいことを見るか、小さいことを思うか

娘「ねえ、知ってる?」
母「知ってない。」
娘「あのね、日本じゃさ年間30000人も自殺者がいるんだって。多くない?」
母「多いね。ひと月2500人、一日100人弱かー。(80人ちょっとだ)」
G「それさ、一年に30000人、30000万人一かたまりに考えるのと、
  一人が30000回って考えるのと違うんだよ。ボクはさそっちを考えちゃうんだよ。」
母「ひとりの生活があって、他の人とつながっていて、とれが急に途切れちゃうこと、
   それが30000人(30000回)ってことだよね。それぞれに生活があった、30000人分のね。」
娘「そんなの、私も考えるてるの、はじめから。30000人って聞いたらもうそこまで考えちゃうの!」

ま、あんたならそうかもなー、と母も思う。

母「じゃあ都道府県数で割ってみたらば...、(計算中)」
娘、G「そんなのイミ無いから。ナンセンス!」
母「そ、そうっすねー。」



Gさんは昨日まで生きていた人たちの生活が、ぽっきり、いきなり、無くなってしまっうことを思うと
こわくて地震と津波で町並みが無くなった写真を見るのができないって言う。
私は、地震のとき机の下で、もしかしてこのまま...とちらとかすめた。
体育座わりをしながら、一瞬、回路がカチっと変わったね。

生きるってことは未来が現在の延長線上に予定されていることではなくて
真っ暗闇の中を足元も見えず進むようなものだ、と中島さんが書いてた。たしか。
足元の地面がなくなってしまうかもしれない恐怖と隣りあわせなのだそうだ。
それを考えないようにして、日々私たちは生きている。

夜、そんなことを考えながらBSのコズミックフロント(プロローグ「宇宙は謎に満ちている」)を
Gさんと見てた。
宇宙にとって私たちの生は瞬きほども無い。
自分を思い考えることが、幸せであり、不幸でもあり。

2011年4月3日日曜日

荷物が届いた。

「適当にあるもの食べてるから心配しないで。」と実家の母は言うが、
「買い物はできてる?」と聞いたら、「お店には行っていない。」。
店に食料品を買いに行ったら並んで入店、かつ何も売っていなかったらしく、
それ以降並んで買う気力はないのかもしれない。
母たちの心情を想像すると、もくもくと心配になってしまう。

実際の様子が見られないのが、やはり不安。
電話では、どれくらいの食料不足なのか分からない。お米はあるといっていたな。
ヤマトの宅急便サービスが3月末から開始されたようなので、
まずは食料を送ろうと、保存が利いてご飯のおかずになるものを買い集める。
文明堂のカステラも忘れずに、と。

ヤマトに電話したら、日々宅配範囲は拡大していて、その日ごとに配達可能地域は違うとのこと。
実家の住所を言ったら、家まで届けてもらるそうだ。
(ただし日にちがかかるかも、といわれた。)
「お荷物は引き取りに行きます、前日に用紙をポストに入れておきます。」
と、言われた。

そして土曜に出しだ荷物は日曜に届いた。
サービスのよさとその機動力に、「ヤマトすごい」とうなりましたよ。

実家の母から電話。
「荷物届いたよ。たくさんあって嬉しい。今ね、お父さんと荷物広げて見てたんだよ。」
と、なんだか半泣き状態で電話があった。(もともと私の母は情にもろいのだが。)
実家の状況を一度見て確認したいが、
新幹線はまだまだ通ってないし、こういう時車の運転ができないとどうにもならん。
一日で荷物が着くことが分かったし、これからはちょくちょく送ろう。


そういえば夏に死んだジョニー、お前は地震がないうちに逝ってしまってよかったのかもしれない。
小さな地震や花火の音にも震えていたからね、今回の地震にあっていたら、さぞ怖かったに違いない。
地震の日、母も、ジョニーを気にせず家から逃げ出せた。


■■■
日曜の我が家。
朝から、バナナシフォンケーキを焼く娘。
なんで朝いちからケーキなんか作るんすか?
ん?気分。


みんなで、お昼ごはんとして食す。







2011年4月2日土曜日

夜ごはん、昼ごはん

昨日は、5日ぶりに出張なし。
4/1ともなると、年度始めのイロイロとか人の異動後のイロイロとかイロイロあるわけです、会社員には。
しかし定年退職の儀式をしたばっかりの方が、またいるって...(嘱託となったらしい。)
雑務も多くて仕事にならず、
閉店する8時ちょい前にスーパーに滑り込み食材を買って家に帰り着いたら、
娘が夜ごはんを作ってくれてた!でかした。うれしいうれしいうれしい。
名前は分かんないけど、ミートローフの中にゆで卵状のものがはいってるやつ。

「一切れ、100Kcal以上あるからね。」
と、食べるときに念を押されたが、美味しくてがつっと食べた。

しばらくして、お腹が満たされてきた頃、えー、なんでこんな時に。
いきなり睡魔かよ。
なんで?と思う間もなくそれらに巻きつかれ、そのままクッションで意識を失う。
子供が食卓で寝てしまう、ああいう感じです。
最近体温の感じもヘンだし、更年期障害、という言葉が頭をたすめたり。


薄暗い明かりの中、クッションにアトムの毛布で寝る母、テレビを見ながらそのままご飯を食べる娘。

しばらくしてGさんが帰ってきた。
八丁味噌バームクーヘンがお土産たった。


■■■
土曜日に、そばやへ昼ごはんを食べに。
そばやのご主人は関西人。Gさんも関東風関西弁。
二人のやり取りを聞いてたらお笑いの人たちみたいで可笑しくなって笑った。
「こんなことで笑ってたら、大阪の電車の中でも笑ってしまうやろ。
会話にノリとツッコミがないと気持ち悪いんや。」

よく分からないけど、ついていけないのは良く分かる、私は東北人だからね。
Gさんは西、娘は関東、母は東北なので、
3人で話しているといつもついていけてないんですよ、その彼らのテンポに。


そこへ、3人のお客が。
おや?このイントネーションは...。
Gさんより、よっぽど関西弁。
関東に出てきてすぐって感じのカドが取れていない関西弁だ。
そして声、デカイ。
店内、西色一色ですわ。

そうか、これか。さっきの話の”電車の中”ってやつ。


この関西客3人の、小さい話をまじめにほじくっているノリとツッコミを聞きつつ、
声にならない笑いで肩を震わせそばを食べる、その母のひくひくとした首筋を見て
つられて娘がくっくっくと声を押し殺して笑う。
Gさんは平然とそばをすする。

小さな店内には、しばしこの不思議な空気。

そばは相変わらず、美味しかった。