2010年8月26日木曜日

18年と半年ありがとう。

そりゃ、もうすぐ9月ですから。
夜になると大分風もぬるくなってきたのを感じてほっと安堵。
夏、秋を忘れちゃったのかと思ったよ。

昨日の夕方、
森のヌシが死んでたんだよ。車に轢かれたらしい。
中身が飛び出てちょっとグロかった。」

って娘が言ってた。
うっ。念のため靴の裏側の確認。
ああ大丈夫だった。踏んでない。

森のヌシとは、森に住んでる(と思われる)でかいカエルのことである。
車に轢かれてスプラッタな風情。
森の住人は森で。街にできてては危ないのだ。

思えば、小さい頃は、雨が降るとよく小さな青い蛙がつぶれてたっけ。
今はあまり見かけない。


そんなことを思い出しながら、夜、家への暗い小道を注意深く歩く。
■■■
夜、出張から戻ると、朝と昼ごはんで食べた食器がそのままである。
「自分で使った食器は洗うのが普通でしょう。」
というと、

「何が普通なわけ? 私の普通は洗わない、なんだけど。」
と言い返された。
「家のことは少しは分担してよ。食器洗いとか洗濯物をたたむとかさ。Gさんだってやってるじゃん。」
ママは小さい頃やってたよ。部活だって夏休みは一日6時間練習とかあっても。」
「それは、ママが普通じゃなかったんだよ。私の友達はみんなやってないよ。
それが私の普通なんだもん。」

みんなってどのみんなだよ。ああ、それって、類友...。
子供のしつけ、身だしなみとか、とかいろいろあるけど、
いちいち言うの、もうめんどくさくなってきたよ。

和室に積んである乾燥機から取り出した洗濯物の山をじっと見る。
もう複数日分の山々です。
洗濯物って、なんか物悲しいねえ。

■■■
娘に、メール。
とたんに目が潤む。
携帯を母に差し出す。

ジョニーが、今朝、天国へ旅立ちました。」

実家からだった。
もう少しがんばれるかと思ったのに。
でも、もう十分とも思う。
かわいがられて生きた18年だった。

小さかった頃のジョニー、今より若かった頃、いっぱい遊んだ私。


娘と二人、ちょっとだけ泣いた。


最後のジョニー。
骨と皮ばかりになって、
寝たきりになっても
食欲は満点だった。

おつかれさま。ありがとう。

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