2015年8月17日月曜日

敵は忘れたころにやってきた

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発表会は9月の末で、休日しか練習はできないから
この夏休みは練習の書き入れ時なのだ。
伴奏音源準備OK。

フォーレのエレジー、ピアソラのアヴェマリア、オブリビオン...
高い音、ハイポジションの姿勢が続く...
練習中、あー腰痛くなってきたなーこの曲終わったらちょっと休もう、もうちょっと...

..ふにゅ
ん?ふにゅ?
ああ、やっちまった。
このふにゅ感、覚えがある、油断していたけど数年ぶりです。
とりあえず落ち着こう。楽器を置いて、横になる。

コントラバスのハイポジションって、楽器のネックを左肩にかけるようにして
その部分を支点に身をかがめて駒寄りの位置の弦を抑えて弾くんですよ。
腰にくるんですね。それは私の姿勢がよくないせいなのか、どうなのか。

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ぎっくり腰の手前です。
ぎっくり腰、しっかりはいったら息もできないくらい痛いから、今回のはその手前。
痛くて、靴下をはく姿勢が取れません。
前かがみの姿勢は痛いが、ゆっくり歩くのはOK。
コルセット(準備済)装着、シップで安静に。
そんなわけで、お盆に実家帰ったけど、ほとんど寝ていた。

動けるようになって、
練習も始めたけど、無理せず休憩入れて、と。

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昨日、娘が家に帰ってきた。
髪の毛がトウモロコシ色になってて、あんまり似合ってなかった。(私基準)
平たい顔に色素の薄い色って、そもそも日常では見慣れない。
薄い顔に色素の薄い髪の色は貧相な印象。
「前のほうが好き。似合ってたのに。」
といったら、もう一回抜いて白くする、という。
ぬぁ。母は、その黒い色素ほしいくらいなのに。

また発散、そしてどっかで収束するんだろうなー。
子供が大きくなっていくのって、いちいち面倒。(自分のことは棚上げ)
そしてその手続きを楽しめるくらいの余裕は今だなく、
かといって、もしいきなりひとつのベクトルに収束する娘になってしまったら...

おや。
おやおや。
もう、それもいいかもね、と思えるくらいの距離感になってしまいましたね、この夏までに。

2015年8月12日水曜日

夏休み

に入りました。
大きなイベントを入れる、でもなくなりました。

でもお盆付近の都心はねらい目、ということで、コンラッド東京に一泊。
当日は娘は昼間バイト、Gさんは仕事なので、
母だけ昼間から浜離宮を見ながらお風呂ですわ。
下界を見下ろしながらのひとときは、まさに現実からの逃避。 
窓から。ずっとぼーっとできる。

夜は新橋にてタイ料理。辛くてうまい。
3人だと一人エキストラベットになるので、ちょっと残念よねー。
「でも君たち誰も自分のこととして考えてないでしょ。」
と言いながら、みずからエキストラベットに寝るGさん。男気。

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次の日、東京丸の内のキッテ内にある常設博物館インターメディアテックを見る。
雑然とした展示がいい感じ。
それよりも、いつの間にか丸の内の雰囲気が変わっちゃってたことに驚きです。
ビル街だったのに、おしゃれな街になってる。

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娘はそのまま友達と京都へ。
友達のお兄さんがいる吉田寮カオス空間と変な人たちを見に(?)行くんだそう。

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弓の毛換えをしました。
弦を1年以上張り替えてない。G線だけにしようかと迷ったけど、セットをネットで注文。
オリーブオイルがなくなったので、ネットで注文。
実家に帰る切符の手配。
...フトコロがさびしくなりました。

2015年8月2日日曜日

世の中夏休み、通勤新幹線の客層が変わります。

某日。
娘の友達が泊りに来るという。
前から「近くまで友達がバイトしにくるから泊まってもらってもいい?ふたり。」と言われていた。
予備校でデモのバイトだって。

で、それは平日だったので、私は(確信に近い)念のため次の日半休いれたんですね。

当日、彼女らが帰ってきたのが夜中。それも一人増えてた。
「○○といいます。初めまして。電車がなくなったので泊めてください、お願いします。」
男子の声...えー!? 男子の声?それとも男子っぽい女子?
すでに家の中に入って暗がりで言う。
雑魚寝でいいって..って。

女子3人は娘の部屋、男子は廊下で雑魚寝。
シャワー浴びたり、歯みがいたり、しゃべったり...1時過ぎ。
ここは大学生の下宿かいアパートかい。

うちは各部屋にクーラー無いから、夜は扉を開け放して寝るんですよ。
知らない人の寝息を聞きながら、私は寝られんですよ。
結局Gさんを追い出して、玉突き移動して寝る。
やっぱりね。
こんなことになるっていうなかば確信の半休。リスク管理はだいじ。

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次の日の朝。
「よそのうちに泊まるなら、
夜中にならないうちに食事を切り上げて帰る、
家が遠いなら終電に乗れるように計画立てる、
大学生だし世の中の常識みたいなもんも考えなさいよ。
しかも私は働いているんだし。」
と、娘に言った。

でも朝ごはん食べながら聞く、”彼”のオタクぶりは面白かったので
まあいいか。


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某日。
レッスン。

フォーレのエレジーは、結局ピアノを移調して、
オケ用のチューニングの自分の楽器で弾くことにした。
Gさんが、読みませた楽譜の中の誤読してる音符を直してくれて移調してくれた。
中盤の早いカンデンツァ風のところは速さ半分に遅くするのだー。

レッスンでピアノ用の楽譜を先生にお渡しした。

いつも強気な先生「3曲やるの、重くないですか?オブリビオンやりますか?」
いつも弱気な私「いや、やります。リハだけでもいいんでやります。ピアノと合わせたいんですよ。」
先生「発表会は来年もありますよ。」
私「来年はどうなってるか、分かりませんから。やりたいときに。最悪リハだけでも。
リハ用に練習します。プログラムに曲目載せないでリハでうまくいったらやるとか。」

あー、オブリビオンいちばん練習するような気がする。

                 
Stjepan Hauserの。今よりも少し前のがなんか好き。