2012年11月29日木曜日

ふがいない僕は空を見た


たしか、夏の日。
生物の実験で、バッタを捕まえておなかを切り精巣を取り出し顕微鏡で観察するっていうのがあった。

教室で汗かきながらバッタの背中を、人差し指と中指、親指でつまみ、おなかにナイフを入れる。
そのときのバッタのうねる感触は今でも手に残る。生きてるってキモチワルイ。
しかしなんでわざわざ生きてるバッタのおなかから精巣を取り出さなくてはならないのか。

この本を読んでいたら、なぜだかそんなことを、あのうねる感触を思い出してしまった。
濡れ場もあり、読みやすい文体、解説を書いている重松を読んだ時のような涙もでるけど、
私たちが抱えて生まれてきた、”やっかいなもの”は性つまりは生そのものだな、ということを丸めて差し出されたような気持ちになった。



ふがいない僕は空を見た
















恋っていうのは生殖への突入エネルギーで、生をつないでいくためには不可欠なものだと思う。
けれど、あのさまざまな様態を愛っていう名前をつけて、ひとまとめにしてしまった最初のひとってすごいなと思う。生き物がただ生きるだけだったら、愛っていうのがなくても恋だけで充分なような気もする。いやいや愛っていうのがどんなものなのか、実は私にもよく分からないんだけれども。

2012年11月26日月曜日

レッスンメモ28

今日は休暇をとってたんだった。そんな気分じゃないけど。
娘の学校の集まり(ランチ付き)があるけど、明日は出張で報告&社内発表という状態で
複数の仕事がちょっとずつ残ってる。

朝、会社行って途中まで会議出て、後輩くんにやること指示して、学校へ。
会社帰って資料修正して、仕事の締め切り上ちょっとこまった事態になってるけど
できることは限られてるのでやること指示してレッスン。...はう。
(←ってゆーかレッスン休めば?ってことですよね。けど、ここで休むと休み癖が付くんです。
 お休みにしちゃうのは簡単。だからがんばって行く。)

・シマンドル教則本:は相変わらずアップが重い。
・愛の挨拶:スラー難しいからちょっと変えて。
・ブエノスアイレスの夏:を少し。

「音を倍音いっぱいのきれいな音にするにはどうしたらいいんでしょう。やっぱり右手ですか?」
「そうですね。右手大事ですね。揺るがない音程も大事なので左手も大事です。教則本をゆっくり確実にやっていくことですかね。それから、音には性格もですんですよ。」

え、そうなんすか...。



+++
娘から電話で、「今日の夕飯は?」。
この、今日の夕飯は?という聞き方、なんか腹立つんだよな。提案はないのか。
歩き電話で娘の以降を探って肉かさしみはどうか、ということになる。

スーパーでは、お刺身に 20%引き、30%引き、50%引き、のシールが重ね貼りですよ、奥さん。
でもなぜだか、女性はいなくてサラリーマン風おじ様3人、刺身の残ったのをじっと見てる。
私も混じってじっと見る。
で、2パックお買い上げ。

で、今日の夜用、明日の朝用、夜用、の食料を買い込んだら両手にずしっと。
明日の資料と弓も肩にずしっと。身動き取れない感じ。
(生協が来るのは火曜日なので月曜は冷蔵庫がいきなり寂しいのです。)

お味噌汁、お刺身、ご飯ではなんか寂しいので酢豚セットを作る。
この分だとお刺身がなくなりそうな勢いだったので、Gさんの分は取り分けて冷蔵庫へ。

明日の分のカレーを作成。煮込みは朝。
朝は早いのでパンを買ってきておいた。卵とベーコン、確認。
あ、でも夜カレー用のお米をとがなくては。 しゃかしゃか。
よし、これでなんとかなるだろう。

+++
あーあ、Gさんが残したお刺身、残すんだったら食べちゃえばよかった。
ズケにした。
寝る前に洗濯機をまわそう。
おつかれ、自分。

2012年11月25日日曜日

静かに日曜

この3連休、平和。
庭のクローバーも生えてコケっぽくなってきました。

Gさんは、学生時代の仲間たちとライブ&打ち上げで、
次の日の土曜は寝ている時間が長かった。(いまも昼寝している。自称ロングスリーパー体質)
Gさんは、いつも最小のエネルギーで生きてる感じがしますです。

寒いしBSでフィギュアスケート見てたら、私も眠くなっちゃうし、

寝てていいのか、とか、どきどきしながらゆっくりしました。
掃除は土曜に半分、日曜に残り。

コントラバスの練習も長めに。
ハ音記号とヘ音記号と臨時記号やら臨時じゃない#や♭でわけ分らなくなり、
とうとう楽譜に色分けです。
途中、色分けすら間違って、またコピーしなおしかー。ま、もういいやこれで。

娘はテストが近いので勉強...のはずが、いつの間にか静かに夢の国へ。
(いいんですかっ?)

+++
ワインあけました。家にはもうこれで在庫ない。
「5」のマークが目立つデザイン。
果実味が豊かで美味しい、というかこのフレッシュ感がたまらなく好み。
酸味も強いけど、酸化した酸味じゃなくてすっぱい果実みたいで、美味しいねえ。
しかし、なんでこの名前がチンクエ(5)なんだろうか。


5 2007 Podere Le Boncie
(チンクエ 2007 ポデーレ レ ボンチエ)

「ポデーレ・レ・ボンチェは、ジョヴァンナ・モルガンティ氏が営む小さなワイナリー。3haの畑では自然農法を実践し、マメ科の植物などを蒔いて堆肥とする以外は肥料を使用せずにブドウを育てています。
小型の開放式木製の発酵槽でアルコール発酵した後、500~1500Lの容量の樽に移して約15ヶ月熟成。若干の二酸化硫黄を添加してノンフィルターでボトリング。」らしい。
ネットで2500円くらい。

2012年11月23日金曜日

部屋には多くのものが斜めに物が置かれています。

先週は発表会で掃除ができず、そしてそれから掃除をしていないからです。
今日は寒いし手足も気持ちも縮こまります。

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もうすぐ試験らしい娘に、
「数学分らなくて、教えて欲しいとこがあるんだけど。」
と言われて、
「いいよ。」
と言ったものの、解けなかったら面目が立たないなあ。

「この問題なんだけど」と言われて
「ああ」。

ああ、簡単なヤツじゃん。

ん?
え~!私でもすぐ分る簡単な問題が分らないって、そのほうが問題なのでは?
え、お嬢さん?

+++
日があけて、今日。
「この問題、分る?」

と言われて、ああ、解けそうで解けない。
等比級数の和を求める典型的っぽい問題。
私の高校の時の教科書を開いてみたら、ほぼ同じような問題を解いた形跡が。(消しゴミで消した跡)
当時から教科書の余白をノート代わりに計算していたので教科書が薄汚れています。

娘の教科書でもかまわず問題にしるしをつけたら
「ちょっとー、教科書に書くのやめてよ。」
と、怒られた。
親子でも、そこんところは違うらしい。

喉に小骨が刺さっているように気になっちゃうので、
公式じゃなくて原始的にやっと解いたら、あ、会社行くの遅れた...。
今日は休日だけどやることがあるので出勤予定だったのだ。

+++
今日は、Gさんも夜いないし、
会社帰りに娘と待ち合わせて近所の小料理屋さんへ。
「和食ってうまいよね。」
そこのお店のお料理は、すべてにおいて、うまい。
釣りをする娘は「魚は釣りたてがいちばん。」と言うけど、
そこのお造りに「え?え?うまーい。」と言っていた。

小さな料理をちょびちょび食べながら、
学校でお昼に誰とご飯食べてるのか、とか
男の子とはどうやって知り合うのか、とか
オタクな子たちの見分け方とか、
数学の先生の驚くべき生態とか、...
を聞くのがめっちゃ面白い。

家に帰って来て、ワインをゆっくり飲むのも連休の醍醐味です。

娘が「おいしかったなあ、今日は。」
と、数学をやりながら食べた味を反芻しています。

2012年11月19日月曜日

コントラバシストベーシスト

昨日、発表会のあとに楽器を持って夜ごはんのお店に入ったら、お店の人に
「ジャズですか?クラッシックですか?」
と聞かれました。さらに続けて
「あいや、それによってウッドベースか、コントラバスかって呼び方が変わるので。」
と言われました。
「だったらコントラバスです。」
と答えました。

弾き手についてもジャズだったらベーシスト、
クラッシックだったらコントラバシストって呼び名が変わるみたいです。
(Gさんは時々、コントラバッサーと言いますが、ぐぐっても出てきませんよ。)
ピアノだったらピアニストなのに。

そういえば、ピアノ。
10月の発表会ではクラッシックのピアニストさんに伴奏していただきました。
Kichoのピアノは難しいらしく「練習しました。」と言っていました。
かっちり譜面どおり弾いていただいて、もう安心してテンポを委ねたわけです。
で、昨日の発表会ではジャズのピアニストさんに伴奏していただきました。
「音符の書いてある譜面は久しぶりです。まだ弾けてません。」とリハの時。
何回か止まってテンポを確認して音を確認して、時間ぎりぎりまでのリハ。
それでも本番はあわてることなくつじつまを合わせてしまう、という弾き方です。
でも私がテンポを決めてキープしなければならないので、なんというか、不安になるのです。
時々ひとりでポンと投げ出されるような感覚。おろおろしてしまう。
(音符を追うので精一杯なのに加え)

だいたい、発表会当日にコードしか書いてない譜面配って、はい何小ずつでおねがい、
とか言いながらあわせていくんですよ、ピアノ、ベース、サックス、ドラムの講師の方たち。
即興的自由さを支えられる、違う方向からの音作り、楽しみ方、な感じです。


+++
今日は腕の付け根が筋肉痛です。
楽器運搬のせい...。

2012年11月18日日曜日

ジントニックにはタンカレが好き (発表会その2)

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発表会、その2です。

プログラムを見せてもらったら、ジャズの中に私だけタンゴでした。
何年か前、いちばん最初の発表会はジャズの中に私だけクラッシックだったし、
そういえば1か月前の発表会ではクラッシックの中に一人だけタンゴだったし、
いつもなんとなく浮いちゃう参加曲です。


+++
今日はGさんも自分のドラム練習でリハまで一緒。
リハでは私は相変わらず、テンポがキープできず走ってしまうので、
「はしらないはしらないはしらない..。」
と、リハ後、お昼のカレーをGさんと食べながらぶつぶつとつぶやいてました(自分に言い聞かせ)。

本番前には、
ジントニック+葛根湯+メールで娘と火が吹くか、という状況に陥り、
すっかり熱く、頭がぼーっとしてしてしまいました。


そして本番では、「すいません、もう一回。」をやってしまい、
もしかして言い聞かせが逆にイメトレになっちゃったのか?走って崩壊寸前な感じになり...。
でもまー、練習のときの6割7割もできれば、もう、よしとしよう。
この間の発表会より、緊張しました、なぜだか。
(今日のはアレンジしてあってピアノに支えてもらう部分がすくなくなっていたから、かもしれない。)




 


 講師の方のサポートありの発表会では、聞きごたえありました。
参加されている方の年齢は高め。

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解散後、聞きにきてくださったricoさんと、練習後のGさんと勉強後(ん?)の娘と合流して夜ごはん。
楽しゅうございました。


これで今年の発表会もおしまいで、しばらくは日々の練習の緊張もほどける感じになるでしょう。


発表会レッスンメモ7、そのほか

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発表会前日の念のためレッスン。
もう、できないとこはできない、とあきらめてる。
あとは如何にごまかすか、というところにきています...。

Kichoはもう9ヶ月くらいうだうだと練習しているけど、1小節、どうしてもできなかった。
もういっかはじめからゆっくりメトロノームで練習することをしないといけないのかも。

この曲は来年の3月までこの練習は続くのだけど、明日が終わったらしばらく寝かしておこう。

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お祭りだし、ボジョレヌーボーを買ってみた。でもヴィラージュにするのはゆずれない。
スーパーで買ってみた。苺みたいで美味しく飲めました。

生協で、すき焼き用のお肉を買ってみた。
普段は牛肉なんてめったに買わないけど、なんだか買ってみた。
届いたことすら忘れていたけど、娘にお肉の存在を指摘されました。

母、「すき焼き、する?」

娘、「お肉食べ比べなんてのはどう?」

食べ比べ、なんて誘惑、です。

それでも、すき焼き用じゃなくてご家庭用の切り落としの肉を買って比べてみたら、
口に含んだ瞬間、買い足したほうのお肉が断然うまい、と3人の意見はひとつに。
個人的には、すき焼きの残った煮汁がしみこんだ豆腐やしらたきのほうが好きなので、
明日の朝用に軽く煮て漬け込んで(?)おきました。

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「来年の選択科目なんだけど。」と娘が言う。

「理系の人は、もう自動的に取る科目が決まっちゃって、もうばっちり「理系」な一週間になるんだよ。で、先生が言うには数学できなくても理系に行くっていうのは、やめたほうがいいんだって、文転する人を何人も見たけど、成功する人はほとんどいないらしい。」

数学選択とんないのか、ちょっと寂しいな、とか母は瞬時に思うわけですが(もちろん通常の授業にはあるわけですが)、そんな母を想定してか娘が加えて言う。

かつ私だったら絶対とらない、という科目を選択していた。
英語プレゼンテーションって何だ?と母は思うけど、「今から楽しみ~。」なんだそうだ。

娘の友達たちには、少しずつ将来へ向けての動きがあるようで、
そういう話を聞くにつけ、子供たちが大人になっていくって瞬間をしみじみ感じているわけです。

2012年11月14日水曜日

振込用紙

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昨日はめっちゃ眠かった。

「昨日はもう眠くて眠くて。眠くて気絶するように寝ちゃうときってあるよね、ね。」
「うん、あるあるある~。」
と、娘と朝、喋っていたら、

「え~~。いつものことやん。」
と、Gさんが。

いえ。さらに、より、気絶するように、眠い時っていうのがあるんですよ、女には。

+++
お金の振り込みは、基本ネットで。
銀行窓口ってほとんど行かないんですが、”この振込用紙にて振り込んで”というやつがあります、時々。
娘の予備校のお金を振り込む(←ボーナスをアテにして)のもソレで、銀行行くのでフレックスで出社。
このところ忙しいから、さっさと終わらせたい。念のため、身分証明の保険証も持ったし。
ATMでお金をおろし、9時前に銀行の窓口シャッター前に並びます。

9時。2番めに、窓口にいったら、
「お客さま。他行の○○銀行への振込用紙なので、他行振込み代金がかかってしまいます。
○○銀行か、もしくは郵便局で振り込みますと振り込み代金がかからないかもしれません。」

え、そうなのか。 (ちゃんと用紙確認しなかったな~。うっかり。)

で、近くの○○銀行へ行き、4人ほど待って、窓口へ。
「お客様、この振込用紙ですと、郵便局で振り込みますと手数料がかからない可能性があります。
私どもの銀行ですと振り込み手数料525円かかります。」
と言われたけど、もう郵便局に行く気力なし。
「いえ、いいです。振り込みお願いします。」

領収書もらうのとか、お釣りもらうのとかにまた15分くらいかかって...
つまりは当初の見込みより随分時間かかっちゃいました。

お釣りもらうときに、
「あの、この振込み手数料については、他行振込みや郵便局での振り込みの手数料については、
どこかに書いてあるんですか?それとも、一般的常識的なことなんですか?」
と、窓口のお姉さんに聞いてみた。つまりは私がよく知らないだけなのか?

「いえ、特に明記はないんですが、赤い印字用紙で、ここに受取人負担と書いてあるがある場合は、郵便局で無料となる場合が多いのですが、必ずしもそうとは限りません。」
「つまりは、こういうタイプの振込用紙(←ビジュアル的に把握する私)は、まずは郵便局、それから指定銀行、の順で回ればいいってことですね。」
「はあ。」

つまりは、こういうことは前にもあったので(たしか中学入学のときの入学金振込みあたり)、
再度ここにメモって次回からは最短で回るぞ。
(ちゃんと覚えてなさいよ>自分)



2012年11月13日火曜日

眠い。
もう寝る...。

2012年11月10日土曜日

昼寝のとき

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昼寝というか夕寝をしてしまい、
その後は夜ごはんを作る気になれず宅配ピザを取った日とかって、
あとからなんだか罪悪感。
そんな罪悪感を感じる自分に、器の小ささを感じます。

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風邪がはやってるようです。
会社でも何人も具合悪そう。
娘も寝込みました。
私も喉が痛いとか体温が高めとか...、葛根湯を飲んでます。
こいう風邪と対峙している緊張感を持っている時ってひかないけど
一瞬の気の緩みに付け込んでくるからなあ、やつら。
気がぬけません。

2012年11月8日木曜日

クローバー

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雨のち晴れ。
先日巻いたクローバーの種がいっせいに根を生やしてきた。
ばさーっと蒔いたのでものすごい群生になったりして。

+++
Gさんが出張のときには必ずお土産を買ってきてくれる。洋菓子か和菓子。
だから、夜、お風呂の後でも歯を磨かかずに待っている。

2012年11月6日火曜日

出ない順 試験に出ない英単語

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夜、家に着いたら見計らったように、ヤマトさんが来た。
Gさん、まーた本買ってる。

その後、Gさんが帰って、ばりばりと外皮を破って「こんなの買ってみた。」と渡されたのが、これ。
出ない順 試験に出ない英単語

でない順って...。
そして著者、「中山」って...苗字だけですか。

めくってみると。

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CHAPTER 1 絶対に出題されない英単語
001 : 「salmon carpaccio」サーモンカルパッチョ
例文: Bob laughed so hard that salmon carpaccio came out of his nose.
ボブは笑い過ぎてサーモンカルパッチョが鼻から出ました。

002 : 「dump」うんこ
例文:
After taking a dump at work, Stefanie doesn't flush the toilet on purpos. 
ステファニーは会社では うんこをわざと流さない。

 (んー、やはり、下ネタが多いのー。最後あたりは...)

CHAPTER 3 普通に出る英単語
150(最後):「half smile」半笑い
例文:
Please refrain from boarding the train with a half smile, because it is very creepy.
半笑いの乗車は、大変気持ちが悪いのでおやめください。
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母「サーモンカルパッチョはさ、たしかに、試験にはでないだろうよ。
    でも、何故何ゆえに一番初めにもってきたのか、そっちのほうが気になるところではある。」
Gさん「うんこするって、take a dumpなんだな。おぼえるよな。」

そうか~?
思春期少年とかだと面白がって覚えるかも。(そうか~?)
おや、HPもあった。http://nise-toeic.com/

Gさんは、日々こんなふうに小ネタ貯金をしている。 


2012年11月5日月曜日

口直し

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週末。
娘が、以前から気になっているというお店にデザートを求めて行きました。

デザートの盛り合わせ(1200円!/2人)と、各自お茶を頼んで、
食べはじめてしばらく、

ふたり、無言。

「あのさ、これさ、なんかさ、デザートで口直ししたいきもち。」
「私も。」
「ケーキや寄って帰ろう。」

帰り道、お気に入りのケーキ屋さんで、娘はマカロン1個、母はカヌレ1個を買い、
家で茶会です。
「やっぱ、うまいわ。」
満足。

+++
普段は、細かいところでお互い非難しあうくせに(←もったいないでしょ!とか)、
食べ物に対する価値観は不思議と一致する私たち。



レッスンメモ27 その他

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書くの忘れてた...。
発表会後のレッスンが先週ありました。
なんだか気が抜けてしまって、レッスンもゆるい感じで雑談などしながら。
音階とかおさらいとか。

「トリオの曲探してるんですけど、なんかいいのありませんか?」
「ボッテシーニのこれとかどうですか?」(←弾いてくれました。)
「あはははははは。なんですか、それ。」
って言っちゃうほど難しげな曲です。

「リベルタンゴとかどうでしょう。」と、私。
「ああ、いいと思いますよ、ボク持ってます。」
「簡単ですか?」
「簡単ですよ。」
「ほんとですか?」
「え?ほんとですよ。」
「うーんん、いまいち信用ならない。本当に私でも弾けますか?」
「た、たしか簡単だったと思いますよ。」

先生のものさしで測る”簡単”っていうの、”簡単”じゃなくて、”レベルいくつ”、とか、
ちゃんと定量化しないと私のものさしとズレてたりしますからね。

+++
で、トリオの楽譜を買ってみた。
「リベルタンゴ」と「ブエノスアイレスの夏」 (いずれもピアソラ,チェロのパートを弾くんです。)

音源を捜しつつ楽譜を見て聞いてみて、断然、ブエノスアイレスがやりたいなあ。
(テーマの受け渡し的なリベルタンゴの編曲に対して、後者のほうがアンサンブルなんです。)

できるか、やれるのか、ちょっと格闘中。

2012年11月3日土曜日

ラベンダー 生き延びる

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朝9:00。
造園やさんに庭の土の部分にレモンタイムとクリーピングタイムを植えてもらいました。
これで庭の工事も終了し、きれいになりました、庭が。
あとはこの状態を維持するばかりです。(なんとかがんばりたいものです)

造園屋さんからは前日にメールで
”ライムを植えに行きます”
とあって、
えーーライムを一面に??とライム樹木畑?と若干あせったのですが、
そうですよねそうですよね、タイプミスですよね、よかったよかった。

あとは庭の他のあいた土の部分のグランドカバー。
クローバーの種をamazonで頼んだのに来ないです。
...やはり○川ですか...(私んとこで荷物的問題が起きるのはたいてい○川)。
雨が降る前に、種、蒔いちゃいたい。
佐○よ、はやく来い。

Before(夏,荒れ野のごく一部)
After(秋,曇)

以前種を蒔いたタイムとラベンダーは芽が出て生き延びていたので、
それはそのまま残してもらいました。

+++
平日に娘んのとこの学校の文化祭に行ってきました。
必ず聞く管弦楽のステージ発表にて、
コントラバスの少女の弓さばきに、
私、まだぜんぜん追いついていないことを確認させられましたorz。
キャリアは同じくらいになってるはずなのになあ。
(青春って...何かに打ち込める時間っていいわね、と感慨深い)

ママ友と情報交換して、娘の友達たちに、わーいと手を振って...、
なんだか娘の学校テリトリーにもなじんできているような気がしますよ。
入学して4年目の秋、保護者としての居心地の良さ度↑を感じましたです。

+++
カッチニーニのアヴェマリア、オクターブ上げて弾くとハイポジションのEが一番高い。
まったくもってあたりにくい音で、一音下げただけで、かなーり弾きやすい。
(それでもなかなか音程あたりにくいけど)

2012年11月1日木曜日

Don't think ,feel

■■■
出張先の会議がちょっと長引いて、乗った新幹線の中でメールを打つ。
以下、母、娘、Gさんとのメールのやり取り。
メール送信タイムラグの関係で途中返事のタイミングがずれてますけど 
夜ごはんを作るのか買うのかについての不毛な会話の概要。

奇数番号が母で偶数が娘。途中32あたりで即発しそうになってます。
(ズンドゥブとは韓国風豆腐スープみたいなもの...)
-------
1:家着くのは、9時ころだな^^;
2:おそーーー どうしよ。夕飯
3:ズンドゥブの素、あります。素、豆腐、豚肉、ねぎ入れて、煮る。最後のにとき卵!(^-^)/
4:T_T
5:なんで?
6:めんどいあんどたべたくないだけですが、でも作っておきますよ
7:食べたいもの作れば?
8:いいえ何も食べません
9:では作らなくてもいいよ じーさん、サラダでも買っていってください(^O^)/
10:え じゃあまま何食べんの
11:わたしゃ適当でいいんです
12:おい だってスンドゥブ無かったらどうすんの わざわざ買うのかい勿体無くないか
13:帰ってからつくってもいいし、食べなくてもいいし、、あるものつまんてもいいので。
14:はーい
15:じーさんの返事がないわね(ーー;)
16:私が買ってけばいいんじゃないんですか
なんで私に作らせようとして他の人買うんですか
買った方が美味しいに決まってんじゃん
17:作ったほうがやすあがりだからに決まってるじゃないですか。
(中略)

30:じゃあじーさんの分適当に肉焼くから 皆買わなくていいと思います
31:面倒なのに、申し訳ないねえ。
32:なに イヤミなのなんなのまじで どういう意味なの ねえ
33:「めんどいあんどたべたくないだけですが、でも作っておきますよ」、
ということみたいなので、どっちでもいいですよ。
作るか、買うかしたら報告お願いします(^_^)
34:結局何作ればいいの スンドゥブなのか 肉なのか
35:面倒じゃないまたは食べたいほうで。

37:今から帰りますよ。肉お願いします。(人´ω`)

39:よろしく。
40:スンドゥブも作っておきました
41:ありがと!
-----

ちなみに、37のみGさん。
(家について、もっと早く返事してよ、と言ったら、
だって会話が早くて入れなかったんだよ。それに仕事中だよ、とのこと。)

だいたい、こんな風にいつも怪しげ(けんか腰)になるので
家でGさんと会話の履歴を見ながら、怪しげになる原因について「ふりかえり」をしてみた。
(メールじゃなく直接喋ると確実に言い合いになってますね、いつも。つまんないことで。)

「やっぱりここかねえ。
母の7。このあたりで、普通に”ありがとう”で締めくくればよかったのか。でも面倒だし食べたくないってってことなら、別にいいか、ご足労いただかなくてもね、と思うじゃん。」

「いや、だめなんだよ、それじゃ。
特に女の人と話すときには、言ってることにそのまま返しちゃダメで、
その時の感情に沿った返事をしないと。だからここは、大変だけど作っておきますよ、に対して労をねぎらう言葉を返すべきなんだよ。だから”ありがとう”的な返事がよかったんだね。それに選択肢を示して相手に選ばせるのもやめたほうがいい。」
「おー、なるほどー。」

母の31や33。35も返事の仕方としては落第点なのだな。
おお、Gさんの37でなんとなくまるく納まっているけど、
相手の感情に沿う、選択肢を与えない、という観点での返事の仕方なんだな。ほほう。

Gさんは続けて言う。
「何かで読んだんだけど、女の人に"仕事と私どっちが大事なの?"って聞かれたらどう答えるのがいいか知ってる? 」
「んー、”君を大事にするためには日々の糧を得るために仕事をがんばらなくてはならない"、とか?」
「ぶぶー。」
「じゃあ、”君”って答えるんですか?」
「そういう時はね、”君にそんな質問をさせてしまってごめん”って言うんだよ。」

おおおおおおおおおおおお、なるほどー。」母、唸る。

「ボクだって、聞かれたらそう答えるよ。
ただ、残念なのはこのネタを言ってしまったのでもう使えないってことなんですけどね。」
「ピンポイントで聞かれたら答えられるけど、応用問題は非常に難しそうだもんね。」

つーか、わたしゃそんな質問しないよ。
てか、そんな質問をするほどがりがり働くGさんも想像つかないし。


今日のブログ、久々に長い。