2013年12月30日月曜日

レッスンメモ 51


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メモるのを忘れてましたが、28日に 2013年最後のレッスン。
シマンドルⅠ、Ⅱもやりましたけど、
収穫はエクレスの1楽章で教わったこと。

「音符の長さによって、弓のスピードを変えない。
弦に吸い付くように密度の高い音で常に弓のスピードは一定に。
ハイトーンは駒寄りで弓に体重をかけてハリのある音で弾く。」
それができると”歌う”ことにつながるようです。
八分音符と付点4分音符では音の長さが違うので、短い音符で弓のスピードを早くしがちですけど、
歌のフレーズの中では常に弓の速度を一定にすること。
「どこまで耐えられるか(コントロールできるか)、なんですよ。」
と先生はおっしゃってました。
これ、難しいです。
でもできないと耳障りの悪い歌になってしまう。

ブエノスアイレスの春、では移弦や音の飛びも多いので、弦を抑えるテクニックを教えてもらう。
この曲、ほんと、難しい。間に合うかな。

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明日、客人が来るのでローストビーフを焼きました。
焼いてる間にも、娘と大喧嘩。

2013年12月29日日曜日

忘年会、そして静寂

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家族忘年会。
毎年、ホテル一泊してたのですが、
予備校ありの娘が
「朝ごはんが納得のいくまで食べられないしさ、もったいないから、なしにしようよ。」
と言うので外ごはんのみになりました。

去年と同じイタリアン。(人気店なので3ヶ月前に予約。)
3時間、食事もワインもチーズも堪能しました。
(この時ばかりは値段を計算しない!)
ワインは各料理に合わせていただけるというコースなのですが、
この料理のどの味わいに(または香り)部分にワインを合わせるのか、とっても面白いんです。
ハーブの香りにあわせたり、エビのちょっと発酵したような味わいにあわせてみたり、
王道のお肉とバローロとかバルバーラとか。
楽しかった。

帰りは、一駅分歩いたから最寄り駅までタクシーにしよう、とか
しみったれた会話をしつつ。

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そして今日は。
丁寧めの掃除の後、買出しに出て。
見た目で選んだチーズ、グレ・デ・ボージュ(香りが強い、めっちゃたくあん臭い)
きのう開けたワイン、エトナ・ロッソ
ハモンセラーノも買い、
豚ロースと林檎でことことと何時間も煮て、
準備万端...

しかし、Gさん忘年会、娘は予備校の打ち上げで遅い。

一人静かにワイン飲んでます。
このグレ・デ・ボージュ、たくあんみたいな強烈な匂いだけど、味はマイルドで美味しいわー。


2013年12月26日木曜日

おさめました。

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休みを取ったので、年内の仕事は今日で最後です。
いろいろあったけど、来年はキレずに仕事をしたいわあ。

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帰りはGさんと待ち合わせで、ちょっと飲んできました。
愛知のお酒、九平次が置いてあるんですよね...これが美味しいんです。
あら、九平次 別誂っていうのがあるじゃないですか。
35%まで磨いてあるんだそうな。
飲んでみたくなりますよね。

特別大吟醸と飲み比べると、確かに香りがより果物に近くて強い。
味も、ワイン?ってほど果実実っぽい...
けど、美味しさがもうさちっているので、単独で飲んだらその違いが分かるかなあ。

来年も美味しいお酒と食べ物に出会いたいものです。
(いやまだ今年も残ってますけどね。)

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結局ちょいとひっかける予定が、割とひっかけてしまいました。


2013年12月23日月曜日

生きることは食べること(っていう言い訳をしながら生活してます)

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今日はアイスーマをあけるのだ。
前日からお肉を仕込みました。
牛スネ肉を、にんにくとジャガイモ、炒めたたまねぎと、
ワインと干し葡萄それにジャムとトマトと一緒にを入れてひたすら煮込む。
ワイン(安いやつ)は、けちけちしないでどばっと入れたほうが絶対美味しい。
濃いワインはフルーツの甘いソースと良く合うので、干し葡萄をどっと入れる。

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3連休の中日は、3人で買い物に出かけようってことになっていて、娘が行きたがる新宿伊勢丹へ。
2日ほど前に、お昼はどうする?って話になって
「ここはどう?すいてるよ、なぜなら高いから。ランチで3800円。」
「じゃあさ、朝ごはん食べないでいこう。早めに出よう」
と娘と話はついた。伊勢丹のジャックボリーです。
(ジャック・ボリー氏はM・O・F(仏国家最高職人)の一人で、ロオジェの初代料理長...なのだそうだと、娘が調べてた)

なんと、メインは牛ホホ肉の赤ワイン煮。夜とかぶるじゃん。ま、いっか。
「夜のお肉と対決ですな。」
パンと、付け合せの、インカの目覚めっていうジャガイモが美味しかったです。
お料理は、正統派、王道な感じ。 丁寧です。美味しいです。(ふ、ふつうです。ランチだからかな。)
ランチでもサービス料とられますが、スタッフにお料理の素材を聞いてもきちんと答えてくれます。
おしぼりが使い捨てなのがなんとなくお店の雰囲気とミスマッチ。


買い物をして、チーズ売り場にてチーズ買う。たまにはクセのあるチーズ、食べたいよね。
オリーブオイル買う。青くさいオイルがいい!
ハモンセラーノベジョータ、買う。せっかくだから。

せっかく来たんだからっていう「せっかく経済」の言葉に、
なんとなく許された気持ちになってしまう。

昼と夜の牛肉対決は、
「フレンチと惣菜の違いはあるけど、どっちも美味しい」と、
やさしい玉虫色で決着。(お気遣いありがとう、みなさん)
お肉と一緒に 煮込んだ干し葡萄は、水分で戻ってみずみずしい葡萄になってた。

(お買い上げチーズ)
・カルバドスブリー:
フランスのウォッシュ。
カルヴァドス(りんごの蒸留酒)をしみ込ませながら熟成させたチーズ。

・Blue61:
イタリアのヴェネト州はトレヴィーゾ産。青かびチーズ。


娘が、食べたとたん、「うぉー。神だ。」と叫んだ。
お酒で熟成させたチーズって、なんとも旨いです。

バルベーラという葡萄でつくられたワインって好きなんです。
値段はお求め安いのが多いんですけど、
このワインはNo1バルベーラじゃないかと思うんですけど、どうなんでしょう。イタリア、ピエモンテのワイン。
先日、イイダさんとこのワイン会で同じ作り手ブライダのブリッコ デル ウチェローネが出された時、Gさんが愛おしそうにして飲んでいたので、クリスマスのプレゼントですわ(私も飲むけど)。


飲む2時間前に抜栓したけど、まだ硬かったです。
ぐるぐるグラスを回してなじませる。

濃くて香りが高くて、ほんと、バルベーラ好き。
アルコール度数、なんと16%です。






毎日スクワットしてるんですけど、おいつきません。
横軸に時間(day)、縦軸に体重(kg)、右肩上がりです。

2013年12月21日土曜日

生きることは食べること(っていう気持ちで生活してます)

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もうすぐクリスマスなんだかお正月なんだか分らない季節です。
家を建ててからまともに大掃除をしたことがないのですが、
この季節、休日にのんびりしていると
  「掃除しなくてもいいのか?」
っていう罪悪感にとらわれてしまいます。小心者です。

というわけで、換気扇の掃除をしました!

さらに明日のワイン用の料理を仕込んで(←明日はいいワインを開ける)
娘のセーターを手洗いして、
洗濯物をたたんで、
なんとなく罪悪感を払拭してからGさんの部屋を覗いてみたら
布団に入りたてだったので(←夕寝)
いやがらせに電気を消してあげました。

チャイの家の掃除とか、風呂掃除とかしてほしいものですわ。(ふふん)

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「はじめてのギロック」が届いたのでさっそくトライしてみたら、
はじめてのピアノ、にちょうどいい。和音もきれい。
いつもへ音記号を読んでいるので、音符はなんとか読める。
あとは和音が変わったときにスムーズに指が動くように練習...。
楽しい。

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娘の予備校の授業料一覧がきた。
娘「あのさ、これにさ、日曜の講座も取りたいんだけどー。」
母「むーん、Gさん、どうだ?仏語もあるしなー。」
G「仏語はやっといたほうがいいよ、きっと役に立つよ、いつか。」
母「ってことは削るべきは、私のコントラバス?まったくの趣味だよ、コレ。ザ・趣味。」
G「いや、それは必須。」
G「じゃあまあ来年は外食なし!」

つーか、娘の時間がないよね、みんなで外ごはんにいける時間ないよね 、来年は。
でも美味しいもの食べたいね、来年もさ。

2013年12月17日火曜日

レッスンメモ 50

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久しぶりの平日レッスン。

・シマンドル1巻 P70、3連符。
 これがスラーとスタッカートのいろいろ組み合わせでのバリエーション。
 修行のような嫌いな練習。スラーがつくだけで音程も取れなくなってきます。
 「ゆっくり練習しましょう。」
・シマンドル2巻 P10 D♭メジャー。
 弾くにくい調です。フラット5個だし。
 でもスラーとスタッカートの練習より、スケールのほうがずっと楽しい。
・エクレスのソナタ
 「1楽章じゃ、はじめから。」
 で、弾き始めると、
 「ちょっとまって。」
 先生、楽器を持って説明してくださいました。
 「このA→G→F♯のスラーは、AとGがおんなじ2番の指ですけど
 Gは半分押さえるんです。(Gはフラジオでも音が出る)
 そうしないと、 A→Gがポルタメント気味になってしまいがちになるんですよ。」


 それを聴いて、!!!でした。
 家での練習中、ずっとこのポルタメント気味のスラーが気持ち悪かったんです。
 いろいろワザがあるんですね~、と大きく感心、納得ですわ。
 「でも、練習しないとできないんで、次回までに練習してきます。 」
 
 「じゃ、2楽章できるところまで。」
 「ゆっくりやります。」
 で、弾き始めると、
 「ちょっとまって。」
 先生、楽器を持って説明してくださいました。
 「ここのところは、弦を変えたほうが移動量少ないですよ。」
  「なるほど!でも、練習しないとできないんで、次回までに練習してきます。 」

・ブエノスアイレスの春
 新しく見てもらうことに。
 運指を教えてもらい、だいぶ見通しがよくなりました。
 あとは練習練習練習練習練習練習、ですか。

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 いろいろ収穫があったけれども、即適用できずに、家練習でのお楽しみとなったのでした。

2013年12月15日日曜日

プレッシャー


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2階にあるPCの前に座ると、背後にピアノがあるという位置関係。
そこで休日の昼間に生協の注文なんかをしてると、
ピアノがそこにあるもったいなさになぜか焦ってしまって落ち着かない。

かといって、手持ちの楽譜(←弾けないのに!)をみて音を鳴らしてみても
肩がこるばかりで、この焦燥感は解消されないのだ。貧乏性。
で、「はじめてのギロック」ポチしました。

Gさんとかピアノ習わないかなあ。

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娘は朝から出かけておる。
「”うさぎスマッシュ展”行きたいのですが、
 もしよかったらチケット代を出していただけないでしょうか」
のだそうだ。
なんじゃ、その、うさぎスマッシュって??

したらば、娘
「うさぎは私たちをワンダーランドへ誘い、
常識的な見方や固定観念に一打(スマッシュ)を与える者の象徴です。」
と展示会の概要を読み上げてくれた。
ふーん、なんかよく分らん命名だが、いいよ。
結局Gさんがお金を出してくれた。わーい(←?)

2013年12月14日土曜日

最近のできごと

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最近記事更新がとぎれとぎれなのは、
書いて気持ちを整理しなければならないことが減ったためもあるけど、
単身赴任だったGさんが帰ってきて家族との会話の時間が増えたことと
コントラバスの練習時間がぐぐっと増えたこと(伴奏データ作り含む)
があるかと。

これはなかなかいい方向なんだと思う。
家族は膨張しつつ三角形を描いている。

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最近コートを買った。
Gさんが去年買ったのをちょっと羽織ってみて
すごく着心地がいいので私もカシミアのにした。
高価なので1年くらい悩んだけど(笑)
あったかいしやわらかいし軽いし、これ、いいです。
もう一枚ほしいくらい。(おい)


2013年12月9日月曜日

短長

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スコアメーカーで、エクレスのソナタの伴奏を作ろうと、
楽譜をスキャナで読み込ませて音を出してみたら...
ト短調がハ長調の、あたたかいぽかぽかした曲になってた。

まあ、これはこれで....

2013年12月8日日曜日

ワインメモ

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ワインメモ。
娘と先週のリベンジ。
お昼ごはんを食べに。そして母は飲む。

ピコル ソーヴィニヨン 2011 リス ネリス
Picol Sauvignon 2011 LIS NERIS

これがソービニヨン・ブラン??と思ってしまった。
( ソービニヨン・ブランだけは苦手なので、必ず避けてたんですけど
イイダさんのおすすめで飲んでみた、ら、おいしい)
グレープフルーツのような香りがして、
でもぎらぎらしてない。
時間が経つとよりいっそうふくよかな味わい。
(夜にネットで探してポチりました)
エトナ ロッソ 2012 テッレ ネレ
Etna Rosso 2012 Terre Nere

落ち着いた味わい。こういうの好き。

Aniaさんも好みが変わってきましたね、って言われた。
そうそう昔はバリバリ濃いのを飲んでましたけど、
もうそんな元気なのを飲む元気がない。

舘野泉トリオ  ブエノスアイレスの四季

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館野泉さんはタンゴ好きだというから、もしかしてCD出してたりしないかな、
そう思ってグーグルさんに聞いてみたら、あった。
ブエノスアイレスの四季と他にグラン・タンゴも入ってる!


1999年発売のCDで、出回っているのも少ないようで中古で購入。
トリオのCDは少ないので、うれしい。
私の持っているCDやYouTubeで聴くピアソラのピアノは
ころころ転がるような感じが多い印象ですけど、
館野さんのピアノはしっとり、な感じ。
でも、ここ、というところでぐぐっと迫ってくる。

グラン・タンゴは、楽譜見るだけでも見てみようかな、と思いつつ
やっぱどうせムリだしやめとこう、と繰り返し思ってしまう曲...。

2013年12月3日火曜日

楽譜に追いつけない

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前の記事、自分で書いたタイトルだけど、
「ブラ2」って、ブラが2個とかラブラブとかそういう方面に見えてきちゃう。

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さて、前から気に入って「お気に入り」していたバイオリンとコントラバスのピアソラ。
(またしてもピアソラ)





この楽譜が欲しくて(というか譜面をみてみたくて)3つのタンゴ組曲で楽譜を探してたんだけれど、
この3つの曲が入った5つのタンゴ組曲、それもチェロとコントラバスのデュエットの楽譜があったので買ってみた。
そしたら(たぶん)ビンゴで、チェロパートをバイオリンで弾いている演奏のよう。

うー。
かなり練習すれば譜面ズラはなぞれるかも。
終わったばかりだけど、来年の発表会でコントラバス2台で、とか..(妄想)
こうやってやりたい曲だけが加速度的にたまっていくんですな。

持っている楽譜はかなり練習しないと弾けないか、まったくムリかのいずれかなので
買うスピードにずっと追いつけない。

2013年12月1日日曜日

ブラ2

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演奏会に都心まで。アンダンテさんとスケルツオさんと一緒に。

ウルバンスキ指揮、東京交響楽団の演奏、プログラムは次のとおり。東京オペラシティです。
ペンデレツキ:広島の犠牲者に捧げる哀歌
モーツァルト:ピアノ協奏曲 第18番 変ロ長調 K.456
ピアノ:フセイン・セルメット
 ブラームス:交響曲 第2番 ニ長調 作品73

本当は春の祭典を予定してたんですが、いろいろあって...。(チケットは完売で手に入らず..)
しかしなかなか渋いプログラムです。
ピアノはスーパーピアノレッスンの人!
ブラームスは1番4番はよく聞きますけど、2番です。

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初台まで新宿乗り換えが無事できるかしらと心配だったこととか(無事着けた!)、
予約しておいたお店のランチがすごくおいしかったこととか、
ペンデレツキを事前にYouTube予習しようとして最後まで聞けなかったけれども本番の演奏はすっごく面白くて、やっぱ音楽はライブよね、と強く思ったこととか、
モーツアルトのすごさとか怖さとかがよく分からなくて、アンダンテさんとスケルツオさんに「いかにモーツアルトがサマにならないか流れるように弾くことがどんなに難しいか」を聞いてもぴんとこなかったけれどもセルメットさんの音楽は本当に流れるようにきらきらしていてもっと違う曲も聞きたかったけどアンコールは無しで残念!と思ったこととか、
栗色の短い髪のウルバンスキは相変わらずかっこよくて(途中のホルンでは手をぎゅっと握ってしまったけど)、音楽の構造というか立体的に迫ってくる感じと中低音のしっかりした弦に圧倒されたブラームス2番最終楽章とか、
最後のお茶のおしゃべり時間までまでぎゅうっと密度の濃い時間だったこととか、
他にもいろいろ書きたことがあるんだけれども、
もう寝る時間だし、このあたりで。

音楽はライブがいいですね。