2012年2月5日日曜日

夜寝のお告げ

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夜ごはん用にスープを煮込んでいる時、アトムの毛布をかぶって、『その数学が戦略を決める』を読む。まだはじめのほう。
回帰分析が、人間の(専門家であっても)の経験と感よりも有効であるというくだり。患者の病状をヒアリングして診断(病名をつける)する時に医師の専門家たちが診断(病名をつけることが)のに合意をみなかったのに対し、若いの研修医医師がネットでググって診断を下した、というエピソード。
人間が判断するときにはどうしても主観とパラメータに対しての偏った重み付けをしてしまう。そして思い込みから、一度下した判断を覆すことがなかなかできない。回帰分析にはそういう偏りがない。未来が過去のデータの延長線上でいける場合、その威力を発揮するのだ。(専門家の判断が66%程度なのに対して回帰分析は73%程度、らしい。数字はうろおぼえなので、だいたい。)
個人的な事柄に対する判断とか、特異点的な発想ではどうだろうか...プログラミングによってはしかしなあ...とか考えていたら、そのままうとうとしてしまった。

そんな夢うつつの時、「そうだ、夜ごはんにワインあけよう。」というのが神のお告げがやってきた。
これは、...自発活動ノイズのタイミングかっ!


あれが残ってたじゃないか。

2008年のを買って、とても美味しかったので
2009年も2本買ってた残りのワイン。


やっぱりこの味、好きですわ。
味の輪郭がきっちりしてます。







夜ご飯は野菜スープと生協からかったマグロチーズカツ、
かぼちゃの煮たの、たくあんというヘンな組み合わせ。
キャベツの千切りに塩コショウ、オリーブオイル、
それに赤ワインビネガー。(りんご酢よりコクがあって結構イケます)

冷蔵庫を覗いたら、買出し行かなくても週末はなんとか持ちそう。

2 件のコメント:

  1. スケルツオ2012年2月7日 19:46

    「その数学が戦略を決める」・・・読みました。
    ワインの値段を方程式で決めるあたり、わたし的には受けていました。
    一昨年あたりだったか、この本の話をしていて興味を持った娘、それがきっかけとなって大学は情報系に進みました。
    数学は得意だけどパソコンは今ひとつみたいで、苦労しているようです。

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  2. スケルツオさま。

    そうですよね~
    帰納法的に、意外なパラメータと相関があるのが分った時とか、
    あれと関係があるという予測とどんぴしゃだった時、
    演繹的に次の予測があたった時
    パズルのようなわくわく感がありますもん。

    >ワインの値段を方程式で決めるあたり
    ワインを得点付ける(ワインの若いうちに)、それも経験や知見やセンスでつけるという神話って、私的にはちょっと?だったので、
    私的にもやっぱりーな感じで受けました。


    >数学は得意だけどパソコンは今ひとつみたい
    アプリケーションを使っての分析者と、プログラミングの楽しさは、別物のような気がしますよね。

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