2011年1月12日水曜日

パラダイムシフトか、ルンバ

吸引力の○○○○、もしくは世界で一番静かな掃除機○○。

そんな掃除機を選ぼうかとも思ったけれど、掃除をする時は
「掃除機を出して自分も一緒に動く」
これがなかなかできないんですよね。

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先日、とある研究会で会ったママ友が言うには、
「もう10年ルンバを使っているからそろそろ2台目に買い換えようかと思うの。」
でした。
彼女のところは共働き(家事はご主人と半々だそうだ)で、二人のお子さんもいるし、子連れで英国留学し、現在は休日には自分はピアノを習いお子さんのバイオリンに付き添うというパワフルママです。


すかさず「どう?」と聞いてみたら「すごくいい。手放せないし、なんだかかわいいの、ルンバ。」ということでした。さらに重ねて「洗濯機、乾燥機、ルンバ、食洗器があったら、家事ってもうすること無いじゃない?」とも言ってました。
「”片付け”は片付けるものができた時にするので、特に時間をとる必要ないなじゃい?」
のだそうです。(...私には無理)

私の職場でも、出張が多い機械系女子(みんな既婚)の間で時折話題になるルンバです。
掃除の頻度は多くて週一回、な、みなさんですので、部屋のすみにうっすらと丸まっているホコリとか髪の毛とかがすっごく気になってるんだけど掃除機かける時間無いのよねえ、な、みなさんです。
休日は休みたいもんね。

そして、先日の運命の新年会にて、
「はい、ルンバお勧めです。うちではコレがないと生活できません。」
という力強い声を聞き、即効即日クリックです。
ラインナップで最もシンプルで安価なルンバ527にしました。

使ってみたところ、これがイイんですわ。


我が家にとっての掃除は、きっちり塵ひとつ残さず行うようなアレではなく、
夜中に静かな掃除機でひっそりやるアレでもなく、
・なんとなくきれいになればいい。
・うるさくてもいい。
・めんどくさくない。
 (モノを床から上に上げなくてはいけない、ではなく、
 床のモノを片付けたらあとはルンバを放すだけで掃除終了、というとらえ方。)

です。
けれど何といっても、価値高く感じられるのは、
「自立的清掃」、つまり「付き添いいらず」「勝手にやってくれる」ところです。

きっちり掃除できる吸引能力や静音という機能にミリミリと開発コストをかけるんじゃなくて、知らないうちになんとなくきれいになってるというコンセプト、それを使うことによって時間を生み出す製品開発方向、なるほどです。

価値(V)=得られる効用(F)÷支払う犠牲(C)
とすると、ユーザーの支払うCが小さいので、Vが大きく感じます。

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で、朝のご飯後、身支度中とか、
夜の楽器の練習中とかにルンバを放っています。
なんとなく綺麗になって満足~。

部屋の隅っこも回転するブラシが意外にゴミをかきとります。
リビングが玄関から20cmほど高くなっている部分では本体が段差を検知して落っこちたりしません。
走行アルゴリズムがぜひ知りたいところですが、距離を測りながら進んでいくようで、
椅子の足回りとか狭い部分も掃除しています。(←最初、面白くてついてまわった)



4 件のコメント:

  1. noiです
    ania家でも大活躍なんですね ルンバ。
    横浜にいるお友達んちも年末にルンバ購入したようで。
    義父が楽しそうにルンバに付いて歩いてるんだよ・・・とか今日は息子の脱ぎ捨ててあった靴下吸いこんで止まっていた とかとか 報告受けています。
    なかなかの働き者だそーで・・・。
    その働きぶり見習いたいかも。

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  2. > 「”片付け”は片付けるものができた時にするので、特に時間をとる必要ないじゃない?」
    片付けが課題の我が家としては、
    …人種が違う…
    としかいいようがないわ(o_o)

    洗濯機も乾燥機も食洗機もあるんだけれど、それに入れたり出したり、出したものを片付けたりするのが面倒でどうにかしてほしいと思ってたりするワタシはいったいどうしたらいいのかと(^^;;

    すごいなぁ。パワフルな方ですねぇ。

    まずは、ルンバちゃんが動き回れるおうちを目指します(爆)

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  3. noi さま。

    >義父が楽しそうにルンバに付いて歩いてるんだよ
    私もついて歩いちゃいました。
    動きが、なんだか面白いです。
    ちなみにオカメのチャイは、初め怖がってばたばた暴れてました。

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  4. アンダンテさま。

    >入れたり出したり、出したものを片付けたりする
    これをやらなくてもいい、掃除系家電があれば売れますね、きっと。

    >すごいなぁ。パワフルな方ですねぇ。
    片付けがしやすいように洗濯機の横に家族分の引き出しを作ったようですよ(←設計も彼女)
    ちなみに、彼女は笑える伝説もたくさん持っていて、
    その人間的バランスのよさ(笑)が人をひきつけてます。
    たしかアンダンテさんの大学の後輩だったと思います...。

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