BShiで「愛と胃袋」シリーズ、ポルトガルの第3回目、江國香織のアレンテージョを見た。
このシリーズで最も楽しみにしていた回だ。
江國香織の本は何冊も読んでいたし、
特に「きらきらひかる」を読んで、
人と人との間には決まったカタチってないんだなあって思わせてくれた本だった。
人と人との間には決まったカタチってないんだなあって思わせてくれた本だった。
大学生の頃だった。
動いている江國香織を見るのは初めてだったのでビデオまでセットしちゃった。
ポルトガルのアレンテージョ。
豚肉がおいしそう。
ポルトガルの豚さんは、
日本の豚さんとは体型が違って違う動物みたいだった。
日向の匂いがする風景だった。
動いている江國香織。
着ている服は違うのにスタイルが同じ。首から鎖骨あたりを広く出す襟ぐり。
このスタイルは私も好きなのだ。それゆえに、それを選ぶところになんとなく平凡さを感じてしまう。
話す言葉、選ぶ言葉、話し方の違和感の無さ。
彼女の書く言葉の作る、素直に受け止められる非現実性のようなものは、
彼女が瞬時に選んで生でしゃべる言葉じゃなくって、
考えて選ぶ言葉の重ね合わせが作りだすものなのか。
なんて、見ていて思った。
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