2013年9月18日水曜日

CPUから愛まで

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始まりは忘れちゃったけど、
なんかのはずみで「CPUが」ってGさんが言った時、
「CPUって何?」って娘が聞いてきたので
「えー。CPUって知らないんだ。」と、母はちょっとびっくりした。

コンピュータとかパソコンとかって、まずCPUが、っていうのは常識的な気がしていたんだけど
それは常識じゃないのか。古いのか。
もはやCPUという概念を気にしないで使ってるもんね、
もう電子機器じゃなくて家電よね、パソコンとか携帯とか。

なんか時代を感じてしまったのである。

計算機概論で、中央処理装置(CPU)がとか記憶装置が、とか
エニヤックとかTSSとか習うでしょ、っていうのは、はるか昔のことなんだな。
(↑いや、デフォルトでは習わないでしょ)


そんな話から派生して。
娘「昔って(←え~?昔か?)、今みたいになるって、PCじゃなくて携帯でネットって予測できた?」
母「うーん、ウィンドウズ95のころ、IBMのパームトップが出たころかね、
  ペン入力パソコンがでたあたりでなんとなく方向性見えたよね。」
  (この間に、いろいろぐだぐだ会話)
娘「これから先はどうなるのか予測つく?」
母「うーん。SFとかだと、 歩いている人どおし、すれ違うと相手の情報が網膜に映し出されるとか、
  体には生まれつきワクチンが注射されて、あらゆる菌やウィルスから体を守るようになるとか。
   どうなるんだろうね~。」

変わらないものって、あるかな。あー
♪僕らはこの街がジャングルだった頃から
変わらない愛の形探してる♪ (なんだかみんなでポルノグラフティのアポロを歌いだす)
って...愛!ですかね。

娘「いやいや、愛のカタチも変わってきてるでしょ。」
母「昔よりもイベント化してるような。架空のリアル探してるみたいだよね。」
娘「電子的に言葉が飛び交ってるし。」

娘「ねえ、愛って何だ?(←え~!!) なんか愛してるって言い方、陳腐だよね軽い。」
母「だねえ、だから昔の文豪は別の言い方さがしたんでしょ。月がとっても綺麗ですね、とか。」

母「なんだろうねえ。架空の総体。言葉にしして初めて存在するもの。もともと無いから。」
娘「恋はあるでしょ。生物的に生殖行動とかに伴うやつ。 愛ってもっと違うような気がする。」
母「情?」

G「いや情とは違うよね。]
娘「もっと積み重ねていくものなイメージがある。時間と一緒に。」

みなさん「はて、なんだろね。」

ってこんな話を、朝ごはん終わって、学校とか会社行く前にするかね。

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次の朝。
母「ねえねえ、思ったんだけど、愛ってさ。」
娘「えー、もう面倒だからその話はいいよ。」
母「いやいや。愛ってさ、本能とかもともとあるものの上に
教育とか学習とか環境を通して学んでいくものなんじゃない?恋とは違って。」
娘「いや、もういいよ。その話は」

はいはいはい。 なんとなくすっきりしないのう。
つーか17の小娘にわかるかかいな。
言葉で定義したらもう、別のものになって逃げちゃう気がするね。

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