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GWは、Gさん実家に行く。
娘と「あんた、いついけるの?」「ん、ちょっとまだわかんない。」を繰り返し、
結局激混みの予想される5/3・4・5、と行って来ました。
いつ行っても三重県は美味しいものがたくさんの県です。
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朝、近所の喫茶店にてモーニングを食べに。
コーヒーを頼むとトーストがついてきます。今日はアイスも付いてきた。
テーブルにお得感ただよう~
娘、寺山修司を読んでる。
唐突に、
「ねえ、ねえ、ママ、
"二人で並んで、こうやって目をとじて一緒に居眠りしても……
同じ夢を見れないなんて変なことね。どうしてかしらね"
って言われたらなんて言う?」
「え~。(しばし考え)それはさ、人それぞれに経験したことも違うから
脳内に蓄積している情報が違うからじゃない?夢ってそもそも....。」
「はーい、ぜんせんダメ!なんかさ、ぜんぜん夢が無いよね、その答え。
あのね、寺山修司は、奥さんに聞かれてこう答えたんだって。
"それは、目をあいたときにいつも同じ夢を見ているからだよ"って。」
「うー。それは、ちょっと気持ち悪いわ。わたし、それ言われたらダメだわ。」
「あのさ、ママ、当時の時代を考えてよ。男の人はロマンチストな物言いをする頃ですよ。」
「ああ。そういやそうだね。
愛してる、を死んでもいいわとか、月がとてもきれいですね、とか訳していて頃から、
そんなにたってない頃か。(いや、けっこう時間たってるかも)
いやいやいや。私も寺山の本を読んでてその世界観にどっぷりつかってたら、
そんな殺伐とした答えはしないって、きっとさ。」
で、この話題は終わり。
(しばらく、みんなで喫茶店で歓談)
母、唐突に思い出し、
「でもさ、さっきの話だけど、それ(寺山のセリフ。母のあたまのなかではつながっている)って、
"同じ夢を見れないのがどうしてか"の答えになってないじゃん!」
自分でも、おばかな母だと思います。
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母「もうGWも終わりか、また会社か、仕事か、やーだなー。」
Gさん「それそれ、そんなこと言うから、会社員にはなりたくない、なんて娘に言われちゃうんだよ。」
母「んー、そうか。だったらGWは無かったことにしよう。」
Gさん「そうそう、そうだね。みんなで同じ夢を見ていたんだね。」
そうだね。そういうことにしよう。
並んで寝てたって、違うことを考えてるんだから夢だって違うよ~
返信削除おんなじ夢みるほどぴったりだったら、いっしょに暮らす意味ないっしょ? 鏡見てればいいことじゃん(笑)
アンダンテさま
削除人はそれぞれ違う、同じ夢をみないからこそ、ひかれ合ったりするもんなんです、と言えばよかったかもです。(浪漫的?)
子供たちは、本を読んで言葉の響きから入っていきますけど、
その意味するところを考えていく過程で大人になっていくんでしょうねえ。