2012年12月26日水曜日

クリスマスの夜に

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髪を切った。
同じところで切って20年近く。
いつも切ってくれるSさんも一緒に年を経たはずなのに、
全然年を取っていないみたい。(と感じるのは私も同じだけ年をとったからなのか。)

髪を切る予約は、なるべく午前の早い時間に取るようにしている。
切ってくれる人が疲れてないし、予約時間からの遅れがあまりないからなのだけど、
今回は休みの日予約が取れなくて、会社終わっての夕方になってしまった。
クリスマスの、25日。

案の定、予約よりも20分も待ったし、
他のお客が終わってもSさんは、なかなかやってこない。
それどころかお客とにこやかに対応しているのが鏡越しに見える。
(世間話っぽいのにも対応しているもよう。)
私は娘との待ち合わせもあったので、

この店を予約しているのは待ち時間が少ないこと、
この待ち時間に他のスタッフが出来ることもあるのではないか(時間を効率的に使って欲しい)、
にこやかに世間話とかしてないで、待っているお客にひとことあってもいいのでは?

とかとか、今回はひとこと言ってもいいだろう、と頭の中でぐるぐるしていたけど

Sさんが走ってきて
「すみません、遅くなってしまって。」と笑顔で言われたら、
「いえいえ、大丈夫です。」と答えてしまった。

そんなもんですね。考えることと実際に行動する間には大きな壁がある。
(それにSさんのよさは、疲れていてもこちらがわがままを言っても迷っても
 気持ちよく対応してくれるところなのだ。)

切ってもらった髪は、いつもよりも気に入った。
帰りはクリスマスに売れ残ったお惣菜を30%OFFにてお買い上げして、娘と帰る。



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