2012年7月29日日曜日

娘、帰る。

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成田到着ロビー。
おや、娘の飛行機は到着予定時刻よりも40分くらい早く着いてたもよう。もう着いてるじゃないか。
けど荷物とったりいろいろ手続きあるにちがいないし、トイレいっとこう。

戻ってきたら、
「え~、ママ携帯変えたの?私も変えたーい。」というのと、
「サラミとフォアグラをさー、通関で取られた。」というのとで、
めっちゃ機嫌が悪い娘と2週間ぶりの対面。
(ああ、通関時の対応を言っとくの忘れた...美味しいサラミ食べ損なった...)

その後の車中でも「なんか暑いし湿ってるし...なんかさ、向こうの空港で日本人の顔をみたとたんそのクオリティの低さにがっくり、自分もその一人かと思ったらさあ...あああ日本帰ってきたくなかった...」と、機嫌悪そうにぶつくさ言っているので、
「ちょっと~それ言うなら違うでしょ?すごく楽しかった行かせてくれてありがとう、くらい言えないわけ?」
「いやさ、ママのこといやだとか言ってないでしょ。向こうが楽しかったって言ってるだけで。」
「ちがうでしょ。楽しかった話してないじゃない。こっちはいやだとか文句いってんじゃん。私はそういうあんたがすごくいやだね。楽しく土産話とかできないわけ?」
「え?聞きたかったの?じゃあそう言ってよ。でもこの状況からどういう展開を経て、どうやって土産話できるの?」
「...ああ、もういいよ。」



つまりは、結局、喧嘩である。


それ以降もいろいろあったのだけど、まあおいおい書く。

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サマーキャンプというか短期留学というか、寮がある場所はパリ郊外、ヴェルサイユの近く。
ロシア、トルコ、スペイン、イタリア、台湾、ドバイ...などから50人ほど10代の子供たちと寮生活をする(最長で4週間。ほとんど子が4週間なのだそうだ)。日本人は娘一人。それも学校の休みの都合で途中から。年齢別、能力別に仏語のクラス分けがあって授業を受けたそうなのだが、日常生活はどうしても英語になる。彼らは2、3ヶ国語は普通に勉強しているから、話せる。
娘曰く、「初めの2日間はつらくてごはんも食べられなかったけど、もう一人朝ごはんはイヤだと思ってガッツで話しかけたらさ、基本すごくフレンドリーだからすぐ仲良くなれたよ。だから、英語の大事さがとてもよく分かった。」のだそうだ。

とても楽しかったらしい。

最近の子供たちはメアドを交換するのではなく、FaceBookのアドレスを交換する..んだ。
母、めっきりついていけてない。


2 件のコメント:

  1. スケルツオ2012年7月29日 23:55

    お~無事帰ってきましたね。
    ひとさまのお嬢さんなのに、指折り数えて待ってましたよ~
    英語とフランス語を駆使して2週間、よく頑張りましたね。
    かけがえのない体験となったことでしょう。

    うちも喧嘩・ケンカの毎日です。
    もうカウントダウン状態なのに、準備もせず富士山だ、花火だ、バイトだ、飲み会だ・・・で連日午前様。
    さっき本人の意向を尋ねたら、行き当たりばったりで良いって言われちゃいました。
    いろいろ心配して1人じたばたしている母はやるせないです。

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  2. スケルツオ さま。

    はい、無事帰ってきました。
    そしていつもと変わらないリビングちらかり状態となっています。

    >いろいろ心配して1人じたばたしている母はやるせないです。
    私も何かとそうです。
    準備とか段取りとか、何かと娘の波長とかみ合わず
    せつない感じです。

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