2011年11月6日日曜日

祭りの後

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一日まったり。
飲んだ日の次の朝は味噌汁がうまい。

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夕方5時、NHKBSで「イタリア ブランド・パワー」という番組(再放送)をやっていた。
ジノリとベネトン、15分ずつ。..見ちゃった。面白かった。

ジノリは一時そのブランド力にあぐらをかいて拡大路線をとっていたが、現在では工場を一箇所(セスト・フィオレンティーノ)に集約して自分達の遺伝子に沿った製品を見つめなおし作り出している。
コモディティ化と利益はつながらない。アイデンティティと信念、よい製品を...という立ち位置に長期利益(というか生き残ってゆく道)はあるのかもしれない。

ベネトンは、創業地であるトレヴィーゾにずっと本社を置いている。そこに「FABRICA」という、25歳以下の若いクリエーターが一年契約で自由に作品作りに没頭できる研究施設がある。(衣食住の保障付) よい作品はベネトンの広告に採用される場合もあるし「ここはパラダイス」だ、一人の若者が語っていた。

イタリアは経済的には破綻しているということだが、伝統と新しい試みも、やはりばらばらに存在しているイメージがあって、そのばらばらさ加減が外から見るととても魅力的なのだ。

4 件のコメント:

  1. スケルツオ2011年11月6日 22:52

    イタリア・・魅力的ですよね。
    ヨーロッパは仏、独、伊、オーストリアと行ってますが、私的には伊が一番良かったです。
    イタリア語は皆目わかりませんが・・・。

    そういえば去年娘が浪人してなければ一緒にイタリア行こう・・なんて悠長なこと言ってたのですが。
    子供たちのパスポートの期限がまもなく切れちゃいます。
    それより旅費+学費、頑張ってかせがなくちゃですね。

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  2. うはっ「イタリア ブランド・パワー」私も観てましたよ^^

    ジノリの手作業に職人さんの心意気を感じベネトンの「FABRICA」にすごーい!
    一企業なのにこうやって人の感性を育てていく社会貢献制度に感心し・・・

    夕方の楽しい時間でした 

    イタリア 私もまた行きたいな・・・

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  3. スケルツオ さま。

    最近、イタリアにある構造物とかデザインとか、形の縦横比がしっくりいい感じに思えるんだな、感じてます。
    いい感じにぽっくりしてる。

    「よその国に入ったって、そこでも同じように人が住んでるだけだよ。」
    とGさんは言いますが、
    知らない文化とか習慣とか形の違う人と、接触する時間を(家族とかで)共有するってことが
    夫婦なり家族であることの醍醐味ってことだと思うんだよ、
    と説得しています。

    お金ためて、行きたいなー。

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  4. noi さま

    「イタリア ブランド・パワー」、よかったですよね!
    (昨日のは再放送だったんですけど)

    ジノリの部門責任者のおじ様、かっこよすぎです。
    「私の髪の毛はずべてこの工場でぬけたんです」
    とか言ってましたが、髪が無くてもカッコイイ。
    白衣、靴までばっちり、スキがありませんでした。

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