2011年11月26日土曜日

入院日記13

もういいかげん、何もやることありません。寝るのも読むのもラジオも、もううんざり。
同室のおばあさま方の手術前の点滴を見守る。手術室は寒いから着込んでいったほうがいいですよ、とか、今日は何人ぐらいやるんですか?とか。

診察13日:
A,B医師による一通りの診察。
B医師「うん。(退院は)日曜でしょう。その根拠はね、裂孔の部分が瘢痕になってきてるからです。左目、レーザーやってますね。」

心配に思っていたことを聞いてみた。
「手術の前は、眼底が見にくくそのため発見が遅れたんだと思いますが、今回もやはり見えずらいですか?」
「ああ、もうだいぶクリアに見えます。だから眼科医であればはっきり分ると思います。え~ボクわかんない~なんて言ってる眼科医だって分ります。」
「そうですか、安心しました。」(でもそんな眼科医にはかかりたくないっす。)

「こちらで見てみてください。」と言って私の眼底写真を見せていただく。

手術前。この白濁しているところが剥離している部分。
これはまだよく取れているほうで、(にごった硝子体で光が乱反射されるのか?)光が届かないため、眼底の状態が見えない。
手術前、B医師は何枚も撮影にトライし、わずかに生きている神経を見つけて「大丈夫かもしれない。」と言った。





手術後。
「ちょっと暗いんだけど、きれいでしょ眼底。」
「ほんとだ、ちゃんと見えますね。きれい。この写真ください。」
と言ってもらったもの。いやほんとにきれいって思っちゃうんですよ。
ちなみに検査用のカメラはNikonだった。




B医師は私より年上の女性の眼科医。さばさばと明瞭な説明に信頼感あり。

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午後、Gさんが見舞いに来てしゃべる。火曜日まで休みを取ったそうだ。
入院費を受け取る。帰ったら保険の申請とかやんないとなー。

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手術後のおばあさま方、やはり静かにぐったりしてるかと思いきや、夕食時に感想戦はじまる。
「私、自分の眼の中の手術器具見えましたよ。動きがすごく早いの。...」
お元気です。

私も今回の経験で、こうやって少しずつ怖いものが無くなってゆくんだなあと思った。
心がマッチョなおばちゃんになれるといいな、せっかくだから。
+++(2011/12/2 当時のメモより転記)

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