2011年10月23日日曜日

小さいお店の話

夕方、Gさんと「タカシマさんが新しくオープンするお店に行こうか」という話になり。Gさんがいない時に勝手に誰かと行ってしまったら「ボクすねます。」と言うので、この機会に行っておこうか。
学校からまだ戻らない娘にメールしてみたら、現在立ち読み中らしい。
再度メール。
「たかしまさんのおみせにいこうかというはなしになったんだけどあめふりそうだしがいしょくばっかでしゅっぴもおおいしあんたはかえってこないし、よやくできるかはわからないしどうしようかっていうはなしになってるんですよ」
「すぐ帰るわ!!」

雨もなんとか降らずにとどまりそうで、お店に電話してみたら、席まだありますとのことで。
「ゆこうか。」
「よしゆこう。」

タカシマさんとは、ほかのお店で修行中のときからの顔見知りで、イタリアンのオーナーとなった時にも時々行っていたし、娘の中学入学祝とか、Gさんとの”一つ屋根の下お披露目会”もそこでやっていたのだが。もっとお客さんと密に接することができるようなお店をやりたい、ということで小さい小さいお店を開いたのだ。「深夜食堂」みたいなお店にしたいとのこと。
確かに「こんなのできます?」と聞くと「やってみます。」と返事が返ってくる。


駅からは行きにくいし小さいし、メニューは”卵焼き、スパゲッティ、なすのポン酢、こんにゃくのガーリック炒め...”と平凡でそれぞれが300円とか400円。ランチも高くて800円。もちろん出汁のしっかきいた薄味の美味しさは相変わらずで、なにより居心地がいい。「いまから高座豚やきますけど、食べる人います?」「はーい!」とか、知らないお客さんと「それ美味しそうですね~」「美味しいですよ。」とか、なんとなく話をしてしまいがちの距離感。楽しい2時間半となった。無濾過の日本酒(お酒の名前聞くの忘れた)がことのほか美味しく。

オープンしたては知り合いのお客さんが来るしテンションも高いし、だけど、ひとつの飲食店が味とスタイルを維持しながら続けていくのって、すごく難しいと思うし、地域にうまく根付いて落ち着いた繁盛の仕方をしてほしいなあと、本当に、切に思うのでした。
幸いにもうちからは運動になるわ~くらいの歩いていける距離なので、これからもよろしくお願いします~。


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ピアノの置いてある部屋の掃除をした。
これどうするんだ?と思われるものがたくさん出てきた。
ビニール袋に入れてまとめて玄関の前において置いた。各ゴミの日に捨てなくては。
娘がそれらを見て「これ捨てちゃうの?」。
母「何ヶ月も使ってないでしょ。」
娘「でも使うんだよ。」

なんだか、もとに戻されそうな勢いです。

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