「今日は、夜ごはんまで食べないから。」少な目の朝ごはんの後の決意の女性軍。
夕方、誕生日で予約していたイイダさんの店に行く。
お料理の名前、忘れました。ワインメモも、もういいや。
どんだけ飲み食いしてるんだよっ、てくらい食べました。
「ねえ、このローズマリーじゃない花のほう、
フェンネルかな?」
「うーん、匂いあんまりしないよ。」
「ええ?するよ、匂い。」
「なーに鼻の中に草をつっこんどんのや、二人して。」
「あはははは。」
バナナピーマンが甘くて美味しい。
トリッパという言葉を見ると、自動的に
「あと、トリッパお願いします。」
と、口にします。
テーブルワインだけど、やわらかくてすごく美味しい
トマト・バジル・アーモンドを砕いてソースにしたパスタ
お魚(なんだっけ?)のリゾット
豚肩ロースのワイン煮
バルベーラの濃いの大好き。
ここでメイン終わりでチーズに行くハズだったんですけど、
「え~まだ入るでしょ!」(娘とGさん)
ってことで追加オーダー。
ダメおしの自家製ソーセージ。
もういいよね、チーズで。
「あ、蜂蜜かジャムつけてください。」
「今日は栗の花の蜂蜜です。」
「バルベーラよりもぴりっとしているので、
チーズにはこちらのほうが合うと思います。」
「あ、ほんとだ~。」
お誕生日ケーキ。
「ほんとう、美味しいごはんって幸せよね、私は食べるものに関してはオタクになりたいのよねえ。」と、娘。
「食は生きることだからねえ。ほんと美味しいごはんは人を幸せにするよね。震災の時にも料理人の炊き出しとかでさ、あれってきっと人を幸せにするよね。美味しいごはんがつくれるっていいよね。あ、でもそういえばさ、対照的に芸術っていうのはさ...。今日、週間ブックレビューを見てたら、よく本の装丁なんかで見る彫刻の舟越桂さんのインタビューだったんだけど。その中で”震災の時の映像を見ながら、彫刻や芸術ってこの瞬間何の役にも立たないんだ、と鬱になっしまった”って言ってたよ。んーでもさ、たとえばイラストレーターの黒田 征太郎さんは東北の仮設住宅に絵を書いて、殺風景な住宅に温かみを与えているってことで、なにかの力になっていると思うしなー。」と母、まだ酔っていない時。
「それはねデザインっていうのは人に向かうものだからなんだって。人に働きかけるものでしょ。たとえば商業デザインとかね。でも芸術って自分の内側のものの表現であって、それが分る人には受け入れられるってものだからじゃないかなあ。」と、娘。
このあたりまでが普通の会話であとは食べること飲む事に集中しました、私たち。
0 件のコメント:
コメントを投稿