2011年9月1日木曜日

ノイズとリンク

台風が近づいているというので大きな傘を持って出張に出た。
でも雨が降ったのは家に着く直前で、折りたたみでもよかったかな。


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髪を切った娘は、これまで「ふふ。モード系。」と悦に入っていたが、
朝、久しぶりに制服を来たとたん
「あうぅぅ。これじゃあタダの体育ばかみたいじゃん...orz」
と鏡をみて嘆いていた。
いや、あんた。それ初めから見た目体育会系ベリーショートですから。

朝のお弁当作りがまた始まる。

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宮崎駿「iPadは自慰行為そのもの」 「iナントカじゃ大切なものは手に入らない」
なかなか衝撃的な見出しだなあ。

私にとっては宮崎作品も、iナントカと同じで、作る側にとっては生産活動かもしれないが見る側にとってはヴァーチャルな活動だ。ただ、自分が見ること読むこと体験することは、何を経由したかによってノイズの多さが違う。
個人的にはノイズって自分には大事だと思っている。

例えば仮想空間に落ちている「ラブ・イズ・ザ・ベスト」という言葉。
自分でも、そう、「ラブ・イズ・ザ・ベスト」だ!と思っていても言葉を見ただけでは気持ちがぐぐぐっとは動かない。けれど佐野洋子さんの「ラブ・イズ・ザ・ベスト」を読むと自分の仲で何かが動く。
または自分の経験や記憶を通して、「ラブ・イズ・ザ・ベスト」の言葉が無くても体で思ってしまう。
体感ってその時の音や匂いや映像、「ラブ・イズ・ザ・ベスト」に関係ないノイズそのものをひっくるめての経験だ。ノイズが多いほど個人の記憶の網のどこかに引っかかり、記憶とリンクし、時に共鳴しながら思考の回路の太さや複雑さ変化させていくような気がしている。

五感(六感?)を使って感情の振幅と大きくして記憶を固定していくことが、生活していて楽しいかな、と、最近思っている。



2 件のコメント:

  1. 夏休みっていうと、娘分の弁当が増えるっつー感覚で、給食が始まるのはいいこと!!(^-^)/ 週明けから!!

    またろうに頼めば作ってくれるけど、なんだか栄養が偏るからねぇ…(麺とか)

    宮崎さんのいいたいこともわからないではないけど、そんなにみんなが生産側に回ったらうっとおしくありませんか(笑) 消費者あっての宮崎作品じゃないですか。子どもにはぜひ生産側に回ってほしいとかも思うあたりが我侭なんだけども。

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  2. アンダンテさま。

    アンダンテさんとこのお弁当、ほんと大変ですね。
    いつもすごいなーと思ってます。

    >子どもにはぜひ生産側に回ってほしいとかも思うあたりが
    親の思いも(親の思いこそ)アンバランスなのかも(笑)。

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