2011年7月1日金曜日

いらっとさん

昨晩、さあ寝ようかと思ったら、おや?娘の部屋の電気がついておる。
部屋を覗いてみたら、ベッドにごろんとしている娘が、つぶやいた。
「暑いー。」
「電気つけてたら暑いでしょう。消してあげよう。」
あ、スイッチ間違って、別の電気もつけちゃった。
「ちょっとー、なにまた電気つけてんのよ。」
「あ、ごめんごめん。」と、電気を消す。
「でも暑いねえ。」
「じゃあさ、クーラー2時間だけ切りタイマーセットしてつけよう。」
「うん。」
「じゃあ、おやふみー。」
「おやふみー。」

とやり取りをしたのに、次の日の娘はまるっと覚えてない。
「えー!そんなのぜんっぜん覚えてない~。え”-!!」

夢遊病かよ。

■■■
後輩のYさんがいう。
「最近、小さいことでイライラするんですよ。」
と、対人関係で、ほんの些細なことでイラっときてしまうという話をずいぶんとしゃべってから、
自分の器が小さいんですかねえ、と〆た。
「あのー。それは、そのイライラさせる相手のことが本題なのか、
自分の器が小ささのいことにしょぼんとなっていることが本題なのか、
それとも、しゃべって鬱憤ばらしをしたいのか、どれ?」
と聞いてみたら、
「せんぶですよ~。」

そうか。

しかし私がこうしてらどうか、こういふうに考えてみたらどうか、といくつか対策案を言ってみても
一向に話が前に進まない。Yさんの気持ちがぐるぐると回っているようだ。

人間関係、自分なりのスタイルや落としどころに落ち着くまで、
堂々巡りしちゃうよね。思う存分めぐってくだされ。

と思い、うんうん、と聞いた。


「aniaさんは会社でイラつくことないんですか?」
「そりゃあるさ。私もGさんが帰って来た時には、ちょっときてよー、って話し始めたりするもん。
 でも、娘と家にいるときはイラつかないことの方が少なかったりするのよ。
お互い感情ががそのままぶつかるからね~。
会社でのイラつきは、さらっと流せるというか、あきらめられるってゆーか、はははは。」


ええ、今日も眠くて意識朦朧とした娘とありましたとも。
「なんで、そんなにキレるの!」
「それはあなたでしょう!」
みたいな。

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