2011年6月12日日曜日

たまには洗濯に。

東京交響楽団 定期演奏会を聞きに新百合ヶ丘、昭和音大のテアトロ・ジーリオ・ショウワへ。
学生さんがヴァイオリンとかチェロをもって歩いている姿は目の保養です。


(プログラム)
ルトスワフスキ:小組曲
シマノフスキ:ヴァイオリン協奏曲 第2番 作品61(
ヴァイオリン:諏訪内晶子)
ショスタコーヴィチ:交響曲 第10番 ホ短調 作品93

指揮:クシシュトフ・ウルバンスキ  







生オケは久しぶりだったのですごく楽しみでした。といっても聞きなれているわけじゃなく。
プログラムはポーランド2曲とソビエトと、北の音楽。指揮者もポーランド、28歳と若い(そしてカッコイイ)。北欧の独特の和音や音の並び(名前がついているんでしょうか)が好きなので、このプログラムはとっても好みです。お客は8割くらいの入り。

シマノフスキのヴァイオリン協奏曲は初めて聴く曲ですけど、この曲、好きです。そして諏訪内さんのヴァイオリンの音は、その音の深さと芯は太い透明感とでもいうのでしょうか(技術的なことは分りませんけど)、終わった瞬間、なんだかうるっときました。
ショスタコの10番、予習していきました(5番以外なじみが無いので)。1楽章が終わり、2楽章中は緊張感がずっと続いていて体に力が入っていて、終わった瞬間、力が抜けて息を吐きました。指揮者の表情によくマッチした曲だと思います。(この大曲を全て暗譜、練習中もスコア見ないで指示出ししていてすごい、ということです。)
たまには行かないとね、命の洗濯に。

ところで席は、前のほうが好きなんです。団員の皆さんの表情が見える場所で、弦の音にならない擦れる瞬間の音が聞こえるくらいのところ、そしてコントラバスが見えるところ。本日は前から2列目でコントラバスはちょっと見えにくく、音は私の頭上を飛んでいく感じ。でもチェロの皆さんの靴下の柄とかはばっちり見える席でした。
今度は、もう3席くらい後ろがよろしいかと。


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