2011年6月11日土曜日

文学賞メッタ切り!

昨夜、Gさんは午前3時半に帰宅。Gさんが、羽目をはずすのは珍しいのだ。

「今日のGさんは使い物にならんね。」
「起きてくるのは夕方くらい?」
「たぶんね。」
外は大雨。娘と二人朝ごはんの食卓を囲みながら会話する。

あら、意外、10時半に起きてきました。
「トイレ(まだ寝る)?それともごはん(起きる)?」
「ごはん。」

まったりの休日。

今日で震災から3ヶ月。
宮城ではまだ5000人ほどの行方不明者がいるという。
瓦礫も片付いていないよう...。

母の目の手術はうまくいったようで、「よく見えるようになったよ!」と言っていた。
よかった。

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今日みたいな土曜の朝、NHK BSプレミアムの週間ブックレビュー、間に合えば見る。
朝6:30~とちょっと早いのだ。チャイに起こされた時なんか、エサをやりながらぼーっ見る。
毎週、3人ゲストが自分のお勧めの本を持ってきて、それについてゲストと司会者(この前までは児玉清さん)とともに語るという内容。面白そうな本の開拓にもなるけれど、それぞれの選者が自分なりの視点で語るのを聞くのが面白い。
それに番組後半、ゲスト作家のインタビューもある。作家の人のお話ってなかなか聞けないし、それも自分の本について書いたいきさつとかをゆっくりと語る姿は、民放じゃ見れないでしょ。
本日は森絵都さんが「この女」を語った。(あ、私と年齢同じだった。)


ずっと前、書評家の豊崎由美さんがブックレビュー(もしくは特番みたいなの)に出ていて、ヘミングウエイの『誰がために鐘は鳴る』はくだらない通俗小説だとか言ってばっさり切っていたのを聞いて、そのオヤジくさい語りが面白かったので、書評を読んでみたいと思い購入。(おそらく、彼女の書評は違う本じゃないと分らないかと思うが。)

日本の文学賞の種類、位置づけ、選考方法と選考委員など、裏側を覗けて面白い。(文学賞の一覧あり。) ファッションショーの解説のような語り口で、豊崎・大森二人の対談が進む。同じ調子なのでちょっと飽きちゃって休み休み読んだ。2008年度版だからちょこっと古い。

HPもある。(最後の数字が第○回にあたる。)
http://web.parco-city.com/literaryawards/141/



文学賞メッタ斬り!

芥川賞・直木賞から、話題のホラー小説大賞、メフィスト賞、ファンタジーノベル大賞まで、50を越える国内小説賞について、稀代の読書家大森望・豊崎由美の二人がアンタッチャブル徹底討論!
WEBマガジン「エキサイトブックス」で一大センセーションを巻き起こした掟破りの言いたい放題がさらにパワーアップ。

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