2011年3月19日土曜日

帰宅

「砂漠に独りになったら、動かずじっとしているのが正解らしいよ。(←会社入ってすぐの新人研修で習った。) でも、私は動いちゃうんだよなあ。まず動いてみてから考えちゃうのよね。」
「でも、それはさ。砂漠で探す人にとって、その人がどこにいるかの目印が分かればいいことなんちゃう?」
「そっかなー。」

そんなことを話しながら本日、Gさんちから帰宅。
地震後、計画停電(交通網が不安定)、余震、原発事故と重なり、
単身赴任のGさんと出張がちの母と自宅待機の娘とがばらばら状態なのが不安で、
「そうだGさん実家に集まろう!」と動いた母でした。
Gさんの単身赴任先も母の出張先もちょっと遠いがそこから通える距離なのです。
5日ほどお世話になり、母と娘は肥えて帰ってきました。

■■■
家を出るときに、また地震や停電があった場合を考えて不必要なブレーカーを落とそう、と考え、
セコム、リビング(留守電)、玄関(帰ってきた時に明かりがほしい)、エコキュート(お風呂用)以外は落としていったのですが。

Gさんちでの2日目の夜ごはんのとき。

あ!
冷蔵庫のブレーカーも落してきちゃったよ....orz

と気がつきました。これは、かなりショック。
生協からの配達があったばかりで、冷蔵庫内は豊かな感じだったのです。
「もう仕方ないから、ここでいっぱい食べていきなさい。」とGさん母。
「(うなだれつつ)...はい。」
そんなわけで、仇をとるようにいっぱい食べました。

また、セコムについては停電後に電源不足で家の外のランプが点灯してしまい、
在宅していればランプを消せるのですが、不在だとそのままランプが点灯してまわっていて、
これはかなりキケンな雰囲気をまわりにかもし出します。
(ご近所の方から連絡いただいた。ありがとうございます。)
セコムに電話しても
「今、手が足りないんです、大変すみませんがこのままです。すいません。」
って、なんのためのセコムじゃ~とも思ったのですが...仕方なく異常事態っぽいランプそのまま。
あとでご近所に弁明に回ろう。

■■■
Gさん実家のあるところは美味しいところです。
海産物はもちろん、家庭菜園でとれた野菜、パン屋さん、鰻やさん...銘菓関の戸もおいしい。
計画停電に備えて、日本が誇るカメヤマローソクを購入しました。
飼っている柴犬と一緒に連れて行ったチャイは緊張状態にありましたが...。


私の実家のほうは、日々少しづつ復旧してきているようです。
電気がとおり、水がきたそうです
私の実家にもやはり家庭菜園があって、
食べるものは何とかなっているとのことです。(ご近所の方と物々交換など)
ただ、今は市販の食料品が手に入らない状態だそうです。
道路が不通だったり物流が途絶えている、遠くまで買いに行くにもガソリンが無い、など。
けれども徐々にですが物流も復旧しそうです。
日本ってすごい、と思います。

原発事故の放射能問題に関しては、不安を煽るような情報もあり、
それらの情報を判断する知識の持ち合わせが自分に無いのが残念。
もうすこし勉強しておくんだった。(ネットでいろいろ情報を漁る)

日々、好奇心を持って確かな情報知識を蓄えたいな、と思いました。
持っていて損はないし多すぎることもないし。



2 件のコメント:

  1. 余震もまだ気が抜けませんが
    暫し の帰省で
    すっかり
    気持ちも落ち着かれたみたいで良かったです

    そして読んでいて・・・ん? 
    ひょっとして・・・?
    と 思わずにいられない ですよ 笑

    返信削除
  2. noi さま。

    おや、いがいと近くなのでしょうか。
    すっかり肥えてしまって、
    今はダイエットモードな母と娘です。

    返信削除