2011年3月8日火曜日

パネッテリア

春に異動してしまう後輩の、送別プレゼントを買出しに行こうと同僚たち(含む娘)と画策していたのだが。
「仕事が全然終わんーい!」の続出で今日は断念。
娘は買出しを今日一日の楽しみとしていたので(娘は日々の”一日一楽しみ”を決めているのだそうだ)、
見つけたばかりの近所のパン屋に行こうと誘って夜待ち合わせ。
イタリア系惣菜パン屋さんで「あれもこれも」と買い出す私たち。
会計の段になって、レジの隣に並んでいたデザート、はけーん。
小さいケーキで一個150円くらいの安さが嬉しい。


パンは明日の朝ね。デザートは今日食べよう、とお茶を入れる。

すごくちいさいケーキだけど、
きっちりしみったれて2等分。

それでも、
「ちょっとー。欠けてるヤツ何で私によこすのよ。」
「私そっちの半分がいい。」
とか、やはり食い物にはイヤシイ私たち。
小さいけどきっちり美味しい。

四角いドライトマトのケーキが、母は好き!





ケーキをほおばりながら、
「わたしゃ普通に大学行って、サラリーマンになるのいやだなあ。
だってさあ、ママもGさんも、パパだってさ、仕事楽しそうじゃないんだもん。
ほら、家の設計やってくれたイシグロさんは仕事楽しそうだったじゃない。
イラストレーターとかデザインとか創作系の仕事って楽しそうだよ。
そういうのって大学というより専門学校じゃない?」
などと言う。
いやあ、あれはあれでお金を稼ぐのは過酷よ、無難に会社員..と思うけど
職人とか専門職というのもありなんだろうな。
ま、確かに会社行きたくないよー、とか母は言っちゃったりするけど、
楽しい事だってやりがいだって(見つければ)たくさんあるのだよ、母の仕事にもね。
生活する価値を何に置くかはやはり自分で決めることで
彼女の人生だからな、きちんと世の中と自分と向き合って考えておくれ。

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ちなみに、娘の明日の”一日一楽しみ”は、今日買ったパンを明日の朝食べること。
これを心の支えに夜眠るのだそうだ。


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