2011年3月4日金曜日

美容室から宴会へ

金曜の夜は眠くなって寝てしまうんですけど。



髪を切りました。
午後半休を取って美容院に行く 。
私はこの美容院に結婚前から通っています。
通い始めのきっかけは友達がいいよ、って言ったからだったと思うけど
通い続けるようになったポイントは店に入ってからの待ち時間が無いこととか居心地のよさ。
でも値段は高い(苦)。時間とサービスに金を払うのは一種のストレス発散かもしれないです。

結婚前のブライダルエステ、結婚、出産、離婚、中学受験、再婚...いろんなことがあったけど
ずっとこの美容院に通い、イスに座ってあるいはベッドに寝そべって年に何回か数時間を過ごしてきた。


「あの時私のおなかに入っていた娘は、もう娘は中2ですよ。」
と、変わらない技術のお姉さんに言う。
今のお姉さんは、はじめて切ってもらった人から3代目。
(お姉さんではじまったので、10年以上たってもずっと”お姉さん”なんです。)
特におしゃべりをするでもないんだけれど、
座って、「今日はこんな感じー」とか「いつもの」、とか言ってあとは安心して座っていられます。
髪を洗ってもらうのも気持ちいいし、眉毛を抜いてもらうのも気持ちよくてうとっとしたこともあったり。

そんなことがあって、変えられないんですわ。
以前の背中まであった髪が短くなって、通うペースが短くなってお財布ピンチ!
というのはあるんだけど短い髪も気に入っているしなあ。
(前は年に2,3回。ショートにしてから倍くらいになった(-_-;))
このお姉さんがいつか美容師をやめる時がきたら、変えるかもしれないなあ。

今日も気持ちよくお会計をして、「また2ヵ月後お願いしまーす。」と言って見送ってもらう。

■■■
せっかくだから、お酒でも見てくか!
酒屋に入って、ピンク色のハーフ、今日はイタリアのスプマンテにしよう、リーズナブルに。
お金を払う段になって、おや、レジの隣に置いてあるキャンティ・クラシコ・リゼルヴァ ランチャ 。
ハーフだったんですよ。ハーフの、一人で開けてよし的な手ごろ感がね結構好きなんですけど
種類あんま無くてねえ、と思っていたところに、その姿。
私の心をぐぐっと掴みましたわ。
「すみませーん、これも一緒にお願いします。」(若干の後ろめたさ)



....おや?隣にセール品だ。10本くらい。太陽のマーク。
「あのー、これ、サッシカイアですよね?」
「あ、そうなんです。サッシカイアです。」
「コンビニのレジの隣の大福のように並んでいますけど、なんだか可笑しいですね。」
「あははは。そうですよね、チロルチョコみたいに、じゃ、ちょっと買っていくか、っていうワインじゃないんですけど、少しお安くなっているんです。」




←こういうやつがこんもりと。











ですよね。
イタリアワインのアイドルの始まりというか、イタリアワインに片足突っ込んだら、
いったいどんな味なんじゃ、と飲んでみたくなるワイン。
お安くなってるって言っても17,000円超えてましたからね。
大福とかチロルのようについでに、って買っていけないですわー。

とにかく。
ハーフの泡とキャンティの重みにホクホクして帰ってきた。
途中でGさん用にビール2本。
最近気に入っているのは、ツィラタールビール、オーストリアのビールです。
夜はGさんのお土産の手羽先と、煮込んでおいた豚の角煮と総菜屋さんのトリッパで宴会。
娘は、祝!テスト平均点超えで出かけたコンサートから帰ってきて(Gさんと宴会の途中に迎えに行った)宴会へ途中からなだれ込み参加。
キャンティの濃いの、好きですわ。抜栓してからこなれてくる感じも好きですわ。飲むのが好きですわー。

「ごめん、もう眠くなった。もし寝ちゃったら食器をお湯につけておいて。」
「この人、寝る気満々だよ。まだ起きてな。お茶を沸かしてあげよう。」
と娘に紅茶を入れてもらい、なんとか食器を洗う...のが精一杯やね。


次の日の空き瓶。

CHIANTI CLASSICO RISERVA RANCIA
キャンティ・クラシコ・リゼルヴァ ランチャ
イタリア, トスカーナ,FELSINA

ツィラタールビール
ピルスとヴァイス
チロル地方の地ビールなんだそうだ。






*サッシカイア メモ:
イタリアワイン界に風穴を開けたと言っても過言ではない伝説的なワイン。
厳格な法律に縛られ、質よりワイン法の遵守に重きがおかれていたイタリアワイン界にあって、サッシカイアはワイン法に縛られない最上のワインを目指し、トスカーナ・ボルゲリの地でボルドーに負けないワインを造ることを目的に生産が始めらた。当初、家族消費用のワインでしかなかったサッシカイアだったが、 1978年ロンドンで開催された試飲会でボルドーグラン・ヴァンなど並み居る強敵を出し抜きカベルネ部門第一位となる。
このサッシカイアの快挙を皮切りに、スーパートスカーナ・ワインが世界的ブームになった。

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