2011年2月9日水曜日

粛々と

明日で間に合うことは今日やらない、が信条だったのだが。
今日のうちにやっても間に合わないかも...、な状態になってきた。

同じ間に合わないなら、やったら損、損、なんて考えそうになるのをぐぐっとこらえて、
スケジュールしなおし。詫びのメールも入れる。
ここの隙間にこの作業いれて...なんてやってたら、あ、携帯の着信がある。ピコピコしてる。
娘からだ。電話してみる。
「いつ帰るの?今日は早く帰るっていってたからさー。」
「お。ああ、まだ会社だよ、もう帰るよ。」
帰りたかった気持ちを電話に後押しされて、もう帰ろうと思いきる。

帰ろう帰ろうおうちに帰ろう、とマシンにジョブを詰め込む。
「明日までね、よろしく頼むよ」と、お祈りしながらモニターのスイッチOFF。

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こうやって働いても製造業の利益効率は低い。
人がたくさんいないと、モノが作れないのだ。
人がたくさんいるから内部摩擦損も大きいし、
その損失は仕事をせずにいずれは熱になって吐き出されてしまう。

そんなことをぶつぶつつぶやいてたら、
「でも大勢で何かを作ると言うことは雇用も生み出してるわけだから。
お金が一部に集中しないわけでさ。」
と、ボスが言う。

雇用の話は、たしかにそうかも。
でも仕事をしない内部損失の話はまた別の問題だ。

2,3年で変わってしまう方針に右往左往する効率の悪さをつぶやき始めると長くなるし
嘆いてもはじまらないので粛々と少しずつ、数値や作業を片付けていく。

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