2011年1月26日水曜日

うららかな午後に

午後から出張。
駅で降りて本屋へちょっと寄ったら、中島義道「エゴイスト入門」が正面に。
真っ赤な表紙である。
真っ赤な中島義道...手に取ってしまうじゃないか。

中島義道の本は初期の頃の本(ウィーン留学の話とか哲学の教科書とかカント、時間の話のあたり)
が好きで何冊か読んでいたのだけど、「愛という試練」で食傷ぎみとなり(納豆食べすぎみたいに)、
もういいわ、な状態となって数年。
時間もあいたしちょっと読みたくなる気持ちがもくもくと。

ぺらぺらめくったら、う...、解説が勝間和代ですか....。
うーんちょっと違うよな、やっぱ買うのやめようかな、とか思い、
一旦戻ったりして、まいいや解説読まなきゃいいんだし、と、レジへ向かう。
手に取った時、買うことがほぼ決まってしまうのかも。

しかし、私よ。
新幹線で読む用に500ページのハードカバーを持ち歩いているのに、また買うのかよ。
おばか、である。
他に資料やらも入っている鞄はずっしり重いのに。
いやそれよりも、打ち合わせ前の臨戦体制作りをしなくてはいけないのに、
なに、うららかな午後をすごしてるんだろうか。(ほんの10分だけど)

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仕事の帰りにさっそく「エゴイスト入門」をめくってみたら、
...ああ、食傷ぎみの気持ちを思い出しちゃった。

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