2011年1月19日水曜日

経営戦略を問いなおす

 この手のビジネス本は読まないと前にも書いたけど。
「○○力」とか「○○の法則」「○○○の思考法」とかノウハウ本というか個人的な成功体験談を一般化しようとした本とかにはどうも食指が動かない。誰かの成功体験例を読んでもどーなの?とか、そもそも成功とか勝ちって何よ、実際はそんなの主観的なもんじゃないか、とか。
年寄りくさい匂いがしてどうもねえ。
このタイトルだし。


なんだかamazonレビューがちょっと面白かったし、安いので試しに買ってみた。
...ら、面白かった。

個人的に人間の昨日の話とか思考構造の話が好きなんですが、企業と言うのもまさしく生き物なんですねえ。個性と寿命もある。一個一個が一見ばらばらにあいまいに動く個人を束ねて、モジュールごとにある機能を持たせそれらが方向性(企業理念)を持たせる司令塔もしくは応援団(日本的には)が経営者なのかもしれない。

事業に関する現状の場、データを主観的に読んで選択と判断をする、それが経営に必要だと言う。
自分の会社のお偉いさんに読ませたい、と誰しも思うんじゃないか。

学生が読んでも面白いと思う。


経営戦略を問いなおす

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