2011年1月4日火曜日

1日帰省

新幹線に乗り込む前に、いなり寿司Get。
Gさんから奪った「熊とワルツを」が意外に面白かったけれど途中からやはり爆睡となった。

最寄り駅に到着。両親と娘が迎えに来てくれていた。
2日ぶりで会う娘よ、中途半端というか大げさな東北弁は聞いて気持ち悪いからやめなされ。
それって宮城弁というより山形もしくは岩手方面だと思うよ、まあ地元の人間以外は区別つかないけどね。
おじいちゃんおばあちゃんの家では、かなーりのびきった生活だったらしく、言動も変だよ、きみきみ。

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実家について夕方、
のびきった精神と身体のために散歩にでも行こうじゃないかということになり娘と二人出かけた。
近くに白鳥の飛来地があるのだ。
「あんたさ、散歩の時まで携帯持ってくるのはどうかと思う。」
「えー、だって、○○子から久々にメールなんだもん。嬉しいのさー。」
「ああ、そう(-_-;)」

川原べりを二人であるいたら、寒いし疲れちゃうし「もうかえろうか」になってしまう母に
「えーやっぱりね、かーさんはすぐそう言うんだから。」と言われた。若干ムキになる母。


目的の広場に着く。
いつも思うんだけど、この川べりの冬、それも夕暮れノスタルジーにはやられちゃうね。
見上げると、薄水色の空は、雲のすき間から差し込む蛍光の橙と押し寄せる桃色と紫色に分断されている。
天井画のように広がる色。自分たちの上空にこんな色々が迫っているのかと思うとなんだか恐いねえ。 
視線を少し下に。
暗くて低い山々と白く光る高い山々までの間には、視界を遮るものが無く
山のふもとには線路があって時折電車が通っている。
それらの風景をモノトーンにして川が映し出している。
時々鴨と白鳥が泳ぎ、風景がゆれる。

文字で書くともどかしいなあ。
なんだかさー、この寒さあってこその風景だよね。

「かーさん、携帯はね、こういうときのためにもあるんだよ。」
といって、娘がぱしゃりと写真を撮る。
見せてもらったら、うーん、確かに目の前に風景に違いないんだけれど、同じじゃないんだよね。
質感がちがう、みたいな。

再び川べりを戻る時、「よし、クロスステップだ!」といって急にクロスステップで娘が走り出す。
(マイムマイムのあのステップですよ)
元気やねえ。


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私の実家は東、Gさんの実家は西と、短い休みには両方行くことが難しい。
でも両親たちは自分の子供に会うのを楽しみにしてるしね、ってことでそれぞれの親のもとにばらばらで帰省したのでした。チャイがいるからね、1日の帰省です。

帰りの新幹線に乗り込む時、娘はおばあちゃんからおやつを買ってもらっていたもよう。
でもさ、「あたりめ」「酢いか」「胡椒サラミ」ってあんた、それって酒のあてじゃあないでしょうか。
中2の乙女の選択じゃないよねえ。



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