2010年12月23日木曜日

ご褒美日

祝日。空は快晴。

「え?ママ。明日ってお休みだったの?」と昨晩娘に言われた。

ええ、ええ。祝日ですからね。お休みですよ。キミは休みボケかね。
そういう娘は、さっさとばーばんちでクリスマス会の予定らしい。


と言うわけで今日はただ一人。

しかし、母は忙しいのさ。
髪を切るのとエステ(年に2回、ボーナス月の)の予約を入れてあったのだ。

美容室にて髪を襟足の長さで切り、
フェイシャルエステとフットマッサージで意識無くなる寸前の幸福な時間をさまよいました。
「皮膚が薄いですから、ゆるむ可能性があるんです。もう少し筋肉をつけて丈夫にするといいですね。ガムかむとか。」
はい、あごを中心に顔を動かすようにします...。
お昼に入ったのに出るときにはもう夕方です。
街には人人人。人に酔いそう。人が多すぎてまっすぐ歩けません。
特にお惣菜やさんと、ケーキ屋さんに人が群がっています。

あ!そうか今日は家族で団欒する人たちが多いのねー、と今更ながら気がつきました。

一人さびしく(←ちょっと粉飾)ご飯を食べるのもなんだな、と思い(←言い訳)
「あいてますよ」とのことなのでささっとイイダさんのお店に。
不良中年にならないように一時間ばかりで切りあげる。



 Cascina degli Ulivi Monferrato Dolcetto Nibio Vigna Pinolo '05

ピエモンテ。ドルチェット種100%。フリーラン果汁のみ使用。オークの大樽(2,000L前後、内部はトーストしていない)で発酵(なんと6週間かかる。)、MLF、そしてそのまま大樽で1年間熟成。


猪のレバーのグリルにあわせた。
レバーと合うワインって、「ぴっ」という辛さみたいなものがある。




エビとみかんのリゾット!
ええ?美味しいんですか?と聞いてしまった。
それが、美味しいんです、まあ食べてみてくださいと、出されて食べたら!
エビとコメとミカンをクリームソースがやさしく包み込んでそりゃあ美味です。
「シチリアのどちらかというと上流の人たちの間で食べらたれる料理です、ホテルとか。」なんだそうだ。

「これに赤ワインを合わせようと思います。」
と出してもらったのが、Etna Ross↓
「ええ!このワイン、ミカンの香りがしますよ!そしてリゾットとばっちり合う。」

このフルーティーな香りはワインを栽培している土地で柑橘系の樹木の栽培もあるためなんじゃないかと思います、とのこと。


Etna Rosso GRACI 200

シチリアDOCのワイン。
品種はネレッロ・マスカレーゼ。アルコール度数14.5%

畑は、標高が600m~1000mというワインの生産地としては非常に高い場所に位置しており、ネレッロ・マスカレーゼ種。醸造では、果皮を漬け込んだマセラシオン(醸し)を12日間にわたって行い自然酵母によるステンレスタンクでの発酵を経て、ステンレスタンクで熟成される。最低限の亜硫酸のみを添加し、ノンフィルターでボトリング。
 (おや?同じ作り手のQuota600がまだ家にある。)



今日は、なんとも面白いご飯でした。
家についても20時前です、と自分に言い訳。


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