2010年12月16日木曜日

参鶏湯

12月は少ないかなと思っていた出張も土壇場でばばんと入り、今日も出張。朝早い。 
来年一年はもっと増えることがもはや決まっている...。 
ごはん製造アーキテクチャの改革を進めなければ。

さて、夕方には会社に戻り別の締め切り用のネタを作っていて、結局今日も遅くなってしまった。
今日も鍋にしよう、そうしよう。めぼしはもうつけてあるのだ。
成城○井で売っている「参鶏湯」990円。これに白菜とシメジも足そう。
若干お高いが、娘もお気に入りだしお野菜足しても約600円/人。
お惣菜やらを買うのを考えたら我が家での満足度(/円)は高いのだ。



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道を急いでいると、髪の長いお母さんとランドセルを背負った2人の男の子とすれ違った。
すれ違いざまに、お母さんが、
 「さ~あさ、今日もこんなに遅くなってしまいまし。そして家にはご飯はなにもございません。」
(噺家口調)
と言うのが聞こえて、思わずふきだしそうになっちゃった。
学童の帰りなのか習い事の帰りなのか男の子たちはそんなお母さんの漏らした一言なんか聞いてなくて二人でじゃれあっていて、ああ、今お母さん自分自身に向かってつぶやいたんだよなあー、と 話しかけたい気持ちになってしまいましたよ。

 昔、娘の保育園時代、迎えに行くと知り合いのお母さんが
「よし、今日は、あったかごはんにシラスをかけて食べよう、美味しいぞ~う。」
とか言うのを聞きながらすれ違ったりしていた。保育園ではお母さんやお父さんどおし挨拶はするけど、話しかけることはあまりしなかった。忙しいことが分かっているからだ。今日もご苦労様、と目で合図。

そんなちょい昔のことを思い出しちゃった。懐かしい。

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ごはんは毎日食べるものだし毎日同じじゃ飽きちゃうし栄養も考えなくちゃ。仕事の隙間に今日の夕飯なんにしようかな、なんて考える。でも冷蔵庫に何が残っているかとか生協の宅配に何頼んだっけとかも覚えてなかったり、残ってる材料は帯に短し襷に長しだったり...。
つまり、ごはんの献立を考えて作るのって一仕事なんですよ。

「今日何食べたい?」と娘に聞くと、
たいてい「野菜」とか「果物」とか言う。
あのさ、それって料理なのか?

まあ、楽だけどさ。

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