2010年11月4日木曜日

耐ノイズ型

「自分のパートナーを褒めるのって難しいし恥ずかしいですよね。」
出張先での休憩時間、Kさん(♀)とそんな話になった。

「たしかに、こっ恥ずかしいのもあるけどさ、褒め方難しいよね、お互い。」
Gさんも、Kさんの配偶者のくまさんも、いわゆる”ゆる系”、”和み系”なので、
一般的な褒め方ノロケ方とは、ちょっとはずれてしまうのだ。

KさんもGさんのことはよく知っていて、彼女が言うには
「AniaさんとこのGさんって、たしかに経験積んだ女性が最終的にたどり着くってゆーか、
女の子女の子してる子とか、男の人に頼りたい子なんかにはGさんは合わないっていうか良さは分かんないかもしれないですねえ。」
(言ったのはKさんですよ。そしてすごくホメてるんですよ。)

「そうなのよ、お互い褒め方が難しいねえ。Gさんは、いてくれるだけで和むのよね。
一定温度っていうか、私が寒いときは温(ぬく)めるし、熱くなったら冷ましてくれるんだよ。
体力は無いけどそれを差し引いても余りあるお得感がありますよ。得がたい人ですよ。」
(あ、日本語の使い方変だ。お得感じゃなくて、幸せ感ですね、そうですそうです。)

しばらくしてKさんが小さく叫びました。
「あ!分かった!Gさんの形容の言葉が見つかりましたよ!
ノイズに強い、ですよ!!」

そして私も
「あ、そうかも! ロバストなんだね!」

と二人、大納得しました。
Gさん、いや、ほんと二人ですごく褒めたんですよ。
稀有なアナタと一緒になれてよかったよ。

さて、その後の会議で、
「ロバスト設計のためには、過負荷試験してみて...破壊試験が...」
の言葉にいちいち反応してしまいましたよ、私は。
Gさんに対して過負荷試験とか破壊試験とか...
もしかしたら耐えうる強さを秘めている気がするよ、うん。


ノイズ:環境条件や使用条件。さまざまな環境による外乱。
ロバスト:頑健性。外乱(ノイズ)に強く品質が安定していること。

2 件のコメント:

  1. おーーーっ。
    ロバストなんだ。納得(^^)

    過負荷試験…
    結婚前後のごたごたはまさにソレでしたわ、うちの場合。

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  2. アンダンテさま。

    初期ロットに対して、過負荷試験っていうのは有効っていうか必須(笑)?

    うちでは、もう、市場でだいぶこなれて一緒になったので、
    過負荷試験必要ない感じです。わはは。

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