2010年10月3日日曜日

人を恨むは蜜の味、羨むのもまた密の味

もうすぐ結婚する会社の後輩と話をしていてたら、
「先日、高校時代の女友達と話していたら、仕事とか結婚とかについてうらやましがられちゃってなんか疎外感なんですよね...私だって彼女たちよりお給料ちょっといいのかもしれないけど遅くまで仕事でしんどいこともあるし、結婚だってここまで来るの大変だったんですけどね~。一人だけいいよねーっていう言われ方されちゃうと、なんかねー。」
と、ちょっぴりブルーが入った話になった。

そういうことってあるよね。
他人の不幸も、人を恨むのも、羨むのも、他人にマイナスのパワーを与えるのって、蜜の味なのかもしれない。マイナスにやられちゃう相手を見て自分の不公平感(もともと世の中、公平って無いですし)を少しでも解消しようとするのかもしれないねえ。

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そういや、娘が先日言ってた。
「フランス語でさあ、うらやましいっていう言い方は後ろ向きだからあんましないんだってさー。
 Tu as une chance.とかVous avez une chance.(←たしかこう書く)みたいに、運があるね、って言うんだって。まあ、訳し方もあるかもしれないけどさ。」
 「へー。そうなんだ。いいね、そういう言い方。」

もちろんフランス語に”うらやましい”っていう言い方はあるんだろうけど(って全く分かりませんけど)、前向きでいいよね、と思った。そして、そういうことを考えたり話し合ったりするチャンスにも当たって、運がいいね、私たち(^^)v。


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「いいよね、うらやましい」って言われて、さらに相手に「どうせ私なんか」と卑下されたりすると、そのマイナスのパワーにシュンとなってしまいがちだけど、自分で考えて、力のベクトルを振り分けて運を掴んで、その位置にいるんだから、胸を張っていいんですよ、いっぱい自慢したらいいんですよ、と後輩さんには言いました。

私も、まわりの人たちが仕事の成果を出しつつある中で、自分の今の仕事があんまり上手くいっていなくて、あせったりちょっと落ち込んだりしてたんですけど(めずらしく)、うまくいっている人を羨むのはエネルギー配分的にもったいないしね。自分で考えて行動して準備してチャンスを掴んでいくしかありませんね、はい。



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