だいぶ涼しくなってきた休日の今日。
「気分転換に、ちょっくら森に散歩に行って来る。」
ってカメラを持って森に入る娘。
うちの裏は森になってます、はい。
仏語レッスン日を来る中間テスト中に入れちゃってどーするんですか。
(↑事前にレッスン日を予約するシステム)
でもレッスン代は高いし...。
「休むのはもったいないから、その分を見越してちゃんと気合をいれて勉強したまえ。」
ってキツク言っておいたのだが。
でもさあ、仏語宿題に2時間もかけてるって、どーゆーこと...
「あ!ニコニコとか見てるじゃん。テスト勉強しなさいよ!」
ちなみに宿題っていうのが、課題として指定されたフランス人たちの紹介をできるように準備することらしく。その中に、ポール・ボキューズがありました。料理人さんです。リヨン出身じゃん...って、仏語の先生の出身と同じか。なるほど。だから課題に入ってたんだな。
そういえば先日ご飯を食べた時に、給仕のワタベさんの話に出てきたよなあ。
レストラン「ピラミッド」とかトロワグロとか辻静雄とか...ボキューズも同じ時代の人だったのね。
もちろん私なんぞはその名まえをちらと聞いたことがあるくらいですが。
昔、料理王国とかグルメジャーナルとかの美しい色彩のおいしそうな写真を見るのが大好きで。
この本に出てくるようなお店にはいっこも行った事ないし、味は想像するだけなんですけど、載っているお料理が本当に美味しそうなんですよ。白い大きなお皿の上で、立ち上る湯気、輝くお肉、鮮やかな若しくは淡い色彩の野菜の色とのバランス。昔、娘と二人で眺めていました。
グルメジャーナル
表紙の写真だって、「買えよ」的な威圧感も「買ってくださいよ」的な媚も薄い。だから思わす買ってしまう術中にはまりよく買っていた、 その昔。
うちに辻静雄「ワインの本」があるのを思い出してめくってみたら、ボキューズのこともちょっと書いてあった。レストラン「ピラミッド」の写真も載ってる。そして改めて読み返してみると、主にフランスのワインの発生、分類、味わい、製法などについてとても綺麗な文章で分かりやすく書いてある。今度フランスものを飲んだらもう一度読み返してみよう。
私がお酒を飲めるようになった年代は、ちょうどバブルの頃でワインブームもあったりして、買える範囲の値段のモノを飲んでみたりもしました。今は”何”を飲むかとかの興味は少なくなっちゃって(まだちょっとある)、この料理とあわせるならとか...、いや、それ以上に誰と飲むかが大事よね、と、思うのでした。
でも自分の食べているもの、飲んでいるものの作られる過程や文化背景が分かると、なんだか楽しいです。それはワインに限らず、食べ物に限らず。
それでもって生活に広がりとか奥深さとかが加味されるような気も若干します。
ワインの本
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