新幹線をおりたら、地表にて加熱された空気が体にまとわりついた。
「東京はこの夏一番の暑さかもしれません」って天気予報で言っていたのを思い出し、
ああ、現実に帰ってきちゃったよ、を実感した瞬間である。
「こっちだってあついよお」と実家の母は言っていたけど、やはりそこは東北。
空気が澄んでいるし、しけって暑い時でも、いいよねえこれが夏だよねえ的な風が時折吹き、
体がしみじみと休みを味わえるのだ。
そしてなにより実家では大いに「娘化」できる。
ごはんは出てくるし片付けも任せられる。(ただし2日が限度か。)
その間、自分の娘とゆとりをもってじゃれあうことができるんです。
日常、家でゆとりなくじゃれあうと、喧嘩に発展するのですよ。
母に感謝である。
■■■私の夏休み■■■
①畑に実った大量のトマト(アイコ)をひたすらドライトマト化した。
(ガスオーブンってほんといいですねえ。火力が違う。
温度の立ち上がりが違うからトマトの仕上がりも違う。)
②15日に合流したGさんと蔵王に上ったら、濃霧でなにも見えず。
今までのぼって見えなかったことなど無かったのに、初めての経験ですよ。
Gさん、運がイイ!?(←前向きに)
山の中腹までは天気いい。緑が水蒸気でかすんでる。 |
濃霧。なんとなく幻想的。 |
きっとここに”お釜”があるはずなんですよ、といって霧の中を見る。
そこに見えるはずの”お釜”は何処 |
観光客の皆さん、「みえたらこんな」、の”お釜”確認。 |
③夜は娘と足蹴りあってじゃれあう。「ちょっと~。」「いいじゃーん。」
そして娘が友達同士で交換している変顔の写メを爆笑しつつ見る。青春やねえ。
④ワインを2本開けた。
近所の酒屋、ワインの種類は少なくなってた。
おじいさんがまだお店に出ていた。
⑤西瓜をたらふく食べ、おなか痛くなり、しばらくすると治ってまた西瓜を食べる。
夏は、これよ。このハラの痛みとともに西瓜を食べるの、醍醐味よねえ。
⑥老犬ジョニー18才6ヶ月。
もう動けない。体は硬直したっきりで寝返りもうてない。
母は自分の年金を治療費につぎ込む。
「ジョニーの苦しむのを長引かせているだけなのかもしれないけれど、
歩けなくて苦しくてうなっていてもまだ食欲旺盛で、じっと私を見るジョニーを見ると、
「まだ生きたい」といっているような気がするの」、と母は言う。
「ここでやめたら、死ねといっていることでしょう。私はそんなことはできない。」とも。
父母にとって、ジョニーと生活した18年は長い。
⑦初めての携帯
父母に携帯を渡した。まずは電話とメールの練習ですよ。
そして実家から家に戻って、「いまメール出したから。」と電話をする。
蔵王、いいですね!
返信削除まったりとした夏休みをお過ごしのようで何よりです。
私も今日は一人きりの夏休みを満喫中です。
rico さま。
返信削除蔵王、下は暑くて上は寒い、でした。
そしてお釜はどこ?
3泊4日でしたが、実家でのんびりしました。
朝、ご飯が出てくるっていいですねえぇぇぇぇ。