2010年8月17日火曜日

ブリューゲル展。大きな魚は小さな魚を食う。

娘の宿題のひとつに、美術館へ行くというのがあるらしく、3人で行ってきました、ブリューゲル展

ガチャガチャでゲットした「忍耐」と「怠け者の天国」のキャラ


開場と同時に入らないと混みこみになっちゃう、と早起きして渋谷bunkamuraへ。
電車に乗るとサラリーマンたちがいたりして、あああ、夏休みは明日までだよ、とか思っちゃったり。
本日、東京38.2度という暑さ。まだ10時なのに、この地面の加熱具合はどうよ。

午前中だったからか暑さのせいか、ミュージアム内は比較的混んでいなくてゆっくり見ることができた(人は多かったけれど)。ネーデルラントの巨匠ピーテル・ブリューゲル(1525/30-69)とその周辺の作家の版画と下絵のみという白黒の渋い(地味な)世界です。が、ブリューゲルのポップで大胆な構図や愛くるしいキャラクター、エングレーヴィングが作る絵の濃淡に魅せられた2時間を堪能です。
こういう絵の質感はとても好きです。

娘がなかなか出口に来ない。ずずーっとじっくり見てるようです。
面白かった?と、聞いてみたら、聖書を風刺した版画が面白くて、ついじっくり見てしまったんだそう。
「聖書を風刺してる絵がさ、面白いんだよ。
ああ、ママたちは聖書わかんないもんね。 説明したいくらいだったよ。
それにさ、周りの人たちがキリストについてしゃべっているの聞いてて、
おい、それちがうだろう!ってつい突っ込みいれたくなったよ。」


そうか。こういうところで役に立つのね、聖書の授業。
ほんと、説明してもらえばよかったよ。

大きな魚は小さな魚を食う

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