2014年5月4日日曜日

GWは家の中で

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GWは11連休なのに、特に出かけるでもなく。
ごろごろしている罪悪感に打ち勝つために
庭の草むしりと、換気扇のフィルター取り換えをして、責任果たしたつもりになっています。

コントラバスはスケールなんかの基本練習をしてます。
一人で地味に教則本やっている時が好きです。
エクレスの4楽章は、めっちゃ遅いテンポから練習をして、
メトロノーム2目盛りずつ上げていっています。
いつになったらvivace?って気が遠くなりますが、
できないままテンポを上げても、結局できないってことを学び済です。

バッハのシチリアーナも、めっちゃ遅いテンポで音を取る。
やっと半分。

ある時、ふと気が付いた時に少しずつできてきてる!っていう感覚が好き。
地味な練習に幸福感を感じる地味な性格であります。

まあ、インテンポまで到達しそうにないけど。

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娘は受験生。忙しそうです。
授業参観もちょっとのぞいてきました。
英語の選択授業。希望して選択している少人数の生徒たちの授業は自然体で積極的。
日が射す教室の中で、「では誰から?」っていう先生の言葉に臆さないで手が上がる。
(選択じゃない通常の授業とは違う...)
いいなあ、こんなとこ、って母親だけど思っちゃいました。
生徒たちは、6年かけて学校の伝統色に染まってくるらしく
この学校でホントによかったわ、と娘なんぞは今から言っています。
(昔を思い出して言う台詞じゃないのかね、と思ったりして)
 「みんなで盛り上がるのは好き。でも群れるのはいや。思ったことは主張するよ。
このまま大学とか社会に出た時にちょっと浮いてしまうかも、って自分たちで分かってるんだよ、私たち。
でも、それが分かってても、これでいいって思うんだよね。」

「もし、そんな学校が近くにあったら、私は高専とか行かなかったなあ、たぶん。
田舎で学校少なかったし、はいあなたはここ、って輪切りにされるのがいやだったんだよね。
って、思ってみたところで、もし、はないんだけどね。」と母。

15の頃って、「私って考えている」って考えていたけど
今見えるより圧倒的に世界が狭いし自分がそのことすら分からなかったことが今は分かる。
もしも、はないけれど、娘を見ていると、もしも、を考えてしまう。
でも、娘がうらやましく思えるのは、いいことだ!

みたいな話を、酒をのみながらするGWの夜。
「作 プロトタイプM」、うまい~。




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