2013年3月10日日曜日

生あたたかな休日

■■■
いきなりの暖かな陽射しに、わが家の温湿環境は対応しきれていません。
うちにある蓄熱暖房器は前日に貯めた熱量をじわじわっと放熱するので、
前日に蓄熱量を減らすよう設定しておくか、
そうでなければ、もったいないけど窓をあけて家の外に放熱して室温の調節をします。

ところが。
Gさんは花粉症。
窓を開けられません。
よって部屋の温度は湿り気がある生ぬるい感じになっています。

+++
Gさんついでに。
Gさんは、常日頃、家での動きは最小限な感じで少ないのですが、
(例えば足音も立てずにリビングにやってくるので私も「ぎゃっ」と、びっくりすることがありますが、
今朝はそのあまりの静かないきなり感にチャイも「ギャキャー」びっくりしてと叫んでました。
もうオマエに野生はないかね。>チャイ)
花粉の季節になると、さらに動きは少なくなり、
鼻にティッシュを詰めたままPCの前でヘッドフォンをかけ
指先だけ動かしてディスプレイを見つめ、息を潜めています。
「花粉が体内に入ると、身体の中で”だんじり”がはじまる感じ。」なのだそうです。

そんな、緊急時以外は家ではあまり動かないGさんではありますが、
気を利かして先に動いてくれたら、などとは(あまり)思いません。
具体的に言葉でモノを頼むときちんと対応してくれます。
だから、
「ご飯食べたら紙ごみを縛ってね。」
「夕飯食べたら机の上を拭いてね。」
「トイレ掃除をお願いします。」
「ご飯食べたら玄関前の枯葉を拾ってください。」
「今日はお風呂掃除をしてください。」
「地区の集まりには出席よろしく。」
「雨降ってるから娘を迎えにいってくれないかな。」
などなど、お願いしていやそうな顔を見たことが(たぶん)ありません。

生活において、気になり方、その優先順位が違うのですな。

Gさんが決してやらないことは”ご飯を作ること”ですが、
「ボクだって一人暮らししてたし作ったことあるで~」と豪語していたミックスベジタブル丼を
いつかの日にか作ってくれることがある...かもしれません。

+++
この休日、本をつまみ読みしました。
横道世之介
映画がよかったので。映画は原作から大きく外れていなかったので映画見ちゃうと、どうしても主人公のイメージが映画に影響されちゃうのが難点。

ブラック・ジャック創作秘話~手塚治虫の仕事場から~)
手塚さんもスゴイけど、編集者の壁村さんが机の上に足を投げ出して、マッチの炎で水虫を焼いてるのが衝撃的。昭和の男くさい男たち。今こんな人が上司はありえないほど昭和。

 「神様のボート
BSでドラマやるそうで、読み返してみた。ドラマではどんな絵になるのやら。
江国香織のふわふわしたのは時々読みたくなります。

0 件のコメント:

コメントを投稿