2012年5月13日日曜日

宇宙とシベリウス

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近所の鶯の鳴き方もだいぶ上手くなってきました。
けきょけきょけきょけきょ..と余韻も残っているし。

さて、GWに「宇宙兄弟」を読みまくった私たちは、映画も見よう!ということに。
3人の予定が合うのは土曜の午後、娘の部活後15:00以降です。
けれど急遽土曜の夕方18:00~のコンサートの招待券もいただける、ということにもなり、
コンサート会場のすぐ近くの映画館に17:40終了の予約をとり、
その後、小走りに移動、コンサートの会場に入ったのは17:59。

ちなみに娘は、以前に部活後に連れて行ったマーラーの大地の歌で寝まくったこともあり、
今回の「オーケストラ聞きに行かない?」の誘いにはパス。
Gさんが「たまには行こうか。」と二人で聞きに行きました。

なかなか文化的な日でしたね。

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映画「宇宙兄弟」は、2時間でよくまとめていたと思いますが、
「あれは納得行かない。」と3人で一致した場面あり。
原作でいうと9巻の感動の場面なんですけど、これは原作を読んでいたから感じることであって、
読んでいなければあれはあれでまあいいのかも。
JAXAは何回か行っているので、あの場所はあのあたりだ~とか懐かしかったり。
Gさんはカット割りがちょっとねー、とぶぶつぶつ言ってましたが。
娘はここでもラストのいいところで寝入ったらしく、あとから「うわーん。」となってました。
(部活後とはいえ)やはり、どこででも寝る子だよ。

映画は、全体的には、ふつうに楽しめます。

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その後、Gさんと行ったコンサートのプログラム。

指揮:サンットゥ=マティアス・ロウヴァリ
東京交響楽団
シベリウス:交響詩「フィンランディア」
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番 ピアノ:上原彩子
シベリウス:交響曲第1番
#本当は、ニールセンのヴァイオリン協奏曲(ヴァイオリン:ヴィルデ・フラング)だったのですが
ソリストのヴィルデ・フラングさん開演直前に急病でプログラムが変更になりました。

指揮者もヴァイオリのンソリストも若いしシベリウス好きだし、なんか楽しみだったので、
プログラムの変更はちょっと残念でした。
上原彩子のラフマニノフ、前回聞いたラフマニノフとは音がやっぱちがいます。
(どっちが好きかということになるんでしょうけど。)

指揮者 サンットゥ=マティアス・ロウヴァリはフィンランド生まれの26歳です。
シベリウス、良かった。1番好きだし。
でもホールがミューザだったらもっと良かったかもなあ。


Gさんに演奏のあと、
「今日の指揮者はフィンランド人で、シベリウスもフィンランドの作曲家でさ、
フィンランディアは帝政ロシアの圧政に苦しめられた民衆の独立運動が背景にあって、
フィンランディアは第2の国歌といわれてるだって。」とか話をしたら、
「そういうことははじめに教えてよ。」といわれました。
「クラッシックは聞きなれないと分らないし堅苦しい。
曲にまつわるウンチクも知らないと楽しめないし。そして長い。」
と言ってました。

「でも最後のはよかった。」だそうです。
私もアンコール「アンダンテ・フェスティーヴォ」がいちばん良かった。弦が歌う。ぞくっとしました。




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