2012年2月15日水曜日

スイッチ

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私は喋りが上手じゃない。
特になじみのない話題については、頭の中で考えている間にその話題が終わってしまう。
時々、「ちょとー、なんか言ってよ。無視?」と娘に言われるけど、
決して無視しているわけじゃなく、ぐるぐるっと考えていて
そのまま何を言っていいか分らなくなってフリーズしているんですよ。
または時々「いつものことだけど何言ってるかさっぱり分らへん。」とGさんに言われるけど、
頭の中ではつながっているんですよ。
でも考えていることと言葉を選ぶことが並行して出来ず
(あるいは考えに言葉を選ぶスピードについていけず)、ところどころかいつまんで出力してるんです。
こういう時、自分の頭に浮かぶ文字を見せられたら楽なのに、と思う。

そういう私でも、多弁になる時がある。
自分の興味のストライクゾーンに入ると、とたんにしゃべりだす。
「......生まれちゃったから死ななくちゃならないでしょ。もう無しには出来ないじゃないですか。自分の記憶を誰かが引き継いでくれればいいのに。......でさ、自分が自分であるというある瞬間と次の瞬間の認識とか意識の連続性についてはね、哲学的な見地からもさ............」
って張り切って言っていたら、誰もいなくなってた。
一人しゃべってるのは恥ずかしいです。

自分のストライクゾーンが家族うちでは(も?)ちょっとずれているらしい。
せっかくしゃべれる!と思ってしゃべりだすと「もういいから。」と娘に制されること、多し。

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