2010年12月5日日曜日

鳥獣肉晩餐

「ねえねえ、そのアイシャドー全然だめだめ。」と言われ、娘に目の上を指でごしごしされた。
「ママはさ、もう現役じゃないよね、セカンドライフに入ってるし」、らしい。

いやそんなことないって!ときっぱりいえないのはなぜ..
昨日も職場のTさんに「Aniaさんってどっちかっていうと女の要素少なめですよね。」って言われましたよ。

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土曜日に、家族3人でご飯を食べにイイダさんのお店に行く。(この日は昼も夜も満席。)
12月といえば鳥獣肉の季節ですよ、みなさん。
野生味あふれるお肉を甘めのソースでいただくと言うアレです。

お料理を選び、ワインはお任せしました。

 
La Rovere VINO ROSSO DA TAVOLA
はじめのワイン。
G「これ、まずいよ。」
A「え。分厚くて果実実があってさ、おいしいよ。」
G「だからまずいよ。するするいけるよ。ワインだけでもいけるよ。まずいわー。」
と、するする飲むGさん。


「テーブルワインなので、情報がないと思います。」
とイイダさんに言われましたが、ほんとに無い。
でも、すっごくバランスがよくてポークにもレバーにも合う~。
デキャンタでいただく。



 ローストポークのプロシュート。














 レバーのマリネ。

ビネガーの効きが、ほんと絶妙。
野菜が主張してレバーに負けないなんて、なんてことだ。










ワインがなくなったので 次!
 
LA GERLA  Brunello di Montalcino 2004  
「若干シェリー酒っぽいですね」、と言ったら、
「そうですね、ワインは手作業で大事に作られているんですよ、樽熟でもあります。トリッパ、猪にはばっちり合います。」だそうだ。


いや、まさしく合いました。特に猪のリゾットに合う。
トスカナ,ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ
畑:270-320m、斜面
葡萄:サンジョベーゼ・グロッソ
仕立て:コルドン・スペロナート
平均樹齢:25年
剪定:各葡萄樹に2,3房のみ残し、収量を下げ、最上質の葡萄を得る。手作業。
醸造:葡萄をやさしくプレスし30℃で発酵、15日間のマセラシオン、ラッキングは年に2回。
ビン詰め:無菌状態でゆっくりと重力を用い行う
熟成:4年間樽熟成、内3年は50-100hlのスラヴォニアン・オーク樽熟成、8か月ビン熟成
年間生産量:3万本





 トリッパのペンネ。
「トリッパ大好き。ペンネいらないからトリッパだけ食べたい!ちょっと少なかったよね。」と母が言ったら、
「あ、ごめーん、トリッパ沢山食べちゃった。」と娘。
「なぬー(怒)。」










猪のリゾット。

トマトソースですが、トリッパのペンネより強い。
色合いは似てるけど。












ワインがなくなり「次のワインお願いします!」



IL SASSO 2007 Piaggia
トスカナ,D.O.C.G.カルミニャーノ
葡萄品種:サンジョヴェーゼ70%、カベルネ・ソーヴィニヨン20%、メルロ10%
バリックで12カ月熟成

自然酵母で発酵、バリックで12カ月熟成。
カルミニャーノはフィレンツェの北西、ごく狭い地域で造られる、サンジョヴェーゼ主体のワイン。フランス品種の栽培が古くからおこなわれてきた地域ということもあり、数あるトスカーナのD.O.C.G.の中でも、高い比率でボルドー品種のブレンドが認められており、独特の個性を持っている。

 タコのサンタルチア風。
タコも美味しいけど、このスープがね~。
これをいただくためにフォカッチャをお変わりして浸して食べ、最後にGさんがスプーンですくって飲んでた。









 猪のチョコレート煮。
トスカナの伝統的なお料理だそうだ。
ワインとばっちり。


カベルネのぶあつめのワインは、チョコと合う。









 
この後、チーズをいただき、デザートまで食べた。
最後に、娘はアールグレイ+ハーブティー、Gさんはコーヒー、私がエスプレッソダブル。



テスト明けにめっさたべた娘は帰りに眠くなり、母にもたれかかる。
こんなことはめったに無いぞ、ああもう無いかも、と、ぎゅっと抱っこし返した。
(娘は覚えていなかったけどね。)

2 件のコメント:

  1. 絶妙のビネガー加減、思い出します・・・。
    それに、おいしいワインはいくらでもいけちゃうんですよね。
    危険ですよね^^

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  2. ricoさま。

    するするいきましたが、次の日には残らなかったですね、不思議。
    (体重には残りましたが。)

    これから寒くなりますが、
    桜の季節あたりにまたいらっしゃいませんか?

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