2010年8月14日土曜日

虫と歌

”この商品を買った人はこんな商品も買っています”

amazonのこのトラップは恐ろしいよ。
つい買ってしまったじゃないか。


虫と歌 市川春子作品集


















月刊アフタヌーンで掲載されたというこの短編集、
確かに読んでて 「ああ、 アフタヌーンくさい」、と思った。
(ちなみに青年紙の中ではアフタヌーンは好きだ。)
ちょっとだけ、王道からそれているけれど、確実に好きな人がいる路線。

どこかのレビューで、
”確実にニーズのあるラインである”
と評されていて、そうだよその言い方、的を得ているな、
と、なんだか可笑しくなった。


この希薄な密度を読んで思い出すのは、「スカイ・クロラ」だけど、
スカイクロラよりも生きてる存在感を感じる。

個人的には3話目の『日下兄妹』が好きだな。

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