2012年12月15日土曜日

家のあかり

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金曜日の話。
打ち合わせの掛け持ちで(間に新幹線での移動あり)、
朝は4:50分起床ですわ。眠い。
痛めた腰が痛くてしんどい。
温湿布+ほっかいろ+葛根湯で、なんとかしのいでいる。

朝、まだまっ暗な中、起きたら娘の声が。
「今日は、ふたござ流星群が見えるんだよ、きれいだよ。今でも見えると思うよ。」
そうか、夜中、娘がごそごそやってたのはそのせいか。
「時間があったら見てみるよ。」
と、答える。

身支度をしていたら、娘が起きてきた。
窓を開けて毛布をかぶって空を見ているので、一緒にみてみた。

「みえないねえ。」
2分ぐらい後、きらり、と、光をみた。
「ああ、あの山の向こう光ったよ。」
と、母が言ったら、
「ああ、それだよ、それ!!」

言った後、娘はさっさと自分の部屋へ。
あれ、自分はもういいのかな。
それとも母に見せたかったのか、
一緒に見る、ということをしたかったのかな。


+++
最後の打ち合わせが終わって、後輩くんと一緒に電車に乗った。
後輩くんには1歳になる女の子がいる。
「最近はボクが夜ご飯つくってるんですよ。鍋とか簡単ですから。
ヨメは子供といっしょに寝ちゃってるんです。女の人は大変ですね、と思いますよ。」
「ああ。両方してみた思うんだけど、仕事してるほうが楽だって思うよ。
 だって、仕事の相手は言葉が通じるもんね。時に感謝もされたりするし。」
「ほんとっスよ。だってボク、休日のほうが疲れますもん。
 あれを一日ずっとやってるのかって思うと、ご飯くらい作ろうって思いますよ。」

その後、仕事と子育て両方、大変ですよね、と言われたけど、
比べたこと無いから大変だったのかどうかは分らない、ってゆーかその時期、そんなこと考えてない。
だって、赤ん坊はそこにいるんだから。
言葉が通じないし、機嫌が悪くて泣いて、おなかがすいて泣いている、
その小さいものに対応するのに精一杯で、大変かどうかなんて考える暇は無いよ。

でも仕事と子育て、家事を同時にやってきてよかったなと思う。
それぞれがそれぞれの気分転換になっていたような気がする。
子育てだけやってたら、精神的に持たなかったかもしれないよ、私の場合は、だけどね。

などなどと、話したら、
なるほどー、そうかもしれないッスね。
と後輩くんは言ってた。

+++
家に着いたら真っ暗でだれも帰ってなかった。
(Gさんは仕事、娘は予備校)
チャイだけが、眠そうにあくびしてた。

ずっと前、娘が言ってたのを思い出した。
「ずっとね、家に帰って来て誰もいないっていうのが、さびしかったんだよ。
ママは帰って来て私がいたから、さびしくなかったと思うけどさ。」


たしかに。
だれもいないってさびしいね。
あんたが家にいてくれて、母はさびしくなかったよね。

2 件のコメント:

  1. この間、家に着いたらこじろうだけいて
    「家が暗くて誰もいなかったんだよ!!」といってました。ちょっとドキッとびくっとしたらしい(^^;;

    私も、暗くなって家に着いたとき、誰もいないとちょっとショックです。滅多にないことだけど…

    またろうはほとんどいつでもいてくれるんだよね先に。ヤモリ(家守)って感じ?

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    1. アンダンテさま

      家が暗いと、しょんぼりがっかりしますよね。
      大人だってそうなんだから
      子供はなおさらさびしいかもしれないですね。
      このさびしさには、慣れない気がします。

      うちの家守くんは、オカメのチャイかもしれないです。
      かなりのビビリやですけど。

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