2012年7月2日月曜日

何年か後の春を思うに

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娘は春から高校生となった。
次は大学受験?
いや、それよりも将来どうするのか、どんなスキルがあれば食いっぱぐれはないのか、
っていうことのほうが親としては気になるところ。
大学はどこでもいい、とは思わないけど、
昨今の新人君たちを見ていると、
偏差値の高い大学が会社生活充実に結びついてそうか?
っていうと必ずしもそうでもなさそうに見える。
(まあ、会社生活っていうのは理不尽なことも多いし、大学受験みたいに回答とかゴールがないし。
人とも無理やり付き合っていかなくちゃならないし。解決策無くもやもやしてることも多い。)

私の勤める会社は、たぶん大きいほうの製造業だけれど、
むしろ一昔前のほうがいわゆるいい大学出の人たちが多かった。
今はマスター出が9割くらい。そして、出身大学は多彩だ。
いろんな人たちの中、そして世知辛い会社生活をなんとか泳いでいくためには
理系といえども営業力とかプレゼン力とかコミュ力とか..
そして空気抵抗少ない考え方とか、力の抜き具合とか、そんな力のほうが持ってて便利だ。
もちろん、必要な技術をかぎ分けて獲得する力も必要だけど。

そして、私の携わるプロジェクト現場では、中国語とか英語とかで会議している声が聞こえてくる...。
または輸出製品の技術企画だったり。
私は語学まるでダメですけど。

んなわけで、
・外の国に出ることに抵抗が無い、
・代替えのない技術とかスキルを身につけること
・プレゼン力 とコミュ力(自分を押す力と、まわりをまとめる力のバランス)
そんなところが必要になってくるんでは?と思う。
おや、私に無いモノばかりだ。

母はもう逃げ切り体勢だけど、キミの世代はこれからだから。

2 件のコメント:

  1. スケルツオ2012年7月4日 0:11

    私がマスター修了して就職した会社、今はドクター卒しか採用してないそうです。
    弟がかつて勤めた会社も然り。
    理系でもバイオ関連は、ドクター優位なのかな??

    >外の国に出ることに抵抗が無い

    語学力うんぬんではなくて、外に向けてのチャレンジ精神が大事なんだそうで。
    今週末、娘の夏季留学(米国)の説明会です。
    全然英語できないのに、単身で行くらしいです。

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    1. スケルツオさま。

      業種や職種にもよるようですね。
      コンサル会社や、研究職、なんかはドクター、
      まっさらなままの方が使いやすいなんて
      (私の会社のようにいろいろ作っている)ところはマスターとか。

      最近の若者は外に出ない、なんていう風評もありましたが、
      行く先は欧米だけではなくなっているだけで留学する人は増えているようです。
      娘の友達にもこの夏、留学する友達は何人かいるようです。
      単身、ちょっと心配ですね(私も、心配)。

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