2011年8月27日土曜日

コクリコ坂から

これって、高橋千鶴原作のを雑誌「なかよし」で読んだことある。
ジブリの宮崎吾朗監督でどうなんだ?と思って映画のレビューを見てみたら、
”思ったより良かった”というのが多かったので見てみようかと思い立つ。

「土曜日見に行こうか。」
「友達いわく、微妙だったってよ~。」
「あ、そう。じゃあ、Gさんと二人で行くわ。」
「え、ひどい。」
「じゃあ、3人て予約しておくよ。何時のがいいの?」
と娘とメールのやり取りをして3人で見に行く。
(3人で映画見に行くなんて、あと何年できるだろうねえ。)


映画の後、3人でお好みをつつきながら感想大会となった。
映画自体は、時代設定が1963年ということで、その頃の絵の作りこみなんんかが
いい感じだったけれど、( 中原淳一ファンの娘は雑誌「それいゆ」がとても気になったらしい。)
文科系部室の巣窟となっているカルティ・エラタンを残そうとする、学生たちのお祭り的な雰囲気を経験済みの世代にとっては懐かしい青春の匂いがする。でも、このストーリーだけなら実写のほうがリアルだと思うし、1960年はじめの横浜が舞台である必然性とか、主人公たちの心情やサブキャラの描き方が、中途半端かな、もう少し深く描いてほしいよね、というのが3人総論。

当時の横浜の風景の描きこみやジャズの香りのする音楽はなかなか好き。



「なかよし」に連載されていた当時の絵柄、なつかしい。
あらすじ、もう忘れちゃいましたけど。

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